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名古路凌選手(東海学園大学)

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かつては常葉大菊川高校の中軸を務めたスラッガー(奈良間大己の一学年上にあたります)です。大学1年の秋季リーグ戦でホームランを放ってからというもの豊田球場での試合を得意としている"豊田マイスター"でもあります。

三村政喜選手(東海学園大学→JR東海)のスケールアップ版になれるような逸材だと感じてから早数年、今年度が大学野球のラストイヤーになりました。

今季第二週目の愛知工業大学戦では、計3試合で7安打を放っています(4月13日現在)。先週の中京大戦から数えて5試合連続ヒットを継続中で、近4試合ではマルチヒット以上(愛工大との第二戦目は猛打賞)の活躍を見せています(4月13日時点での打率は.375、安打数はリーグ2位の10本)。

持ち味は長打力なのですが、意図的なのか単に打球が上がらないのか、今のところは長打によるヒットは0本です(コースの関係もあるんでしょうね)。長打云々の話は置いといて、ここに貼った連続写真を見ても同じポイント(※前後の)で捉えている事が多く、継続してヒットが出ている事にも頷けます。

2年前の春季リーグ戦で首位打者を獲得した三村選手に続き、打撃タイトルを獲得して有終の美を飾って欲しいところです。


愛知県出身の選手だからというのもあって東海学園大学に進学したのですかね?



鴻江スパイクを履いているし、用品へのこだわりを感じます。東海学園大学はビモロスパイクの愛用者も多いですよね。






浦野光市投手(東海学園大学 4年)

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開幕週の中京大学戦では初戦と第3戦で登板。初戦では敗戦投手になりましたがリリーフ起用された3戦目は3回を投げ、被安打0奪三振4の好投を見せました。

今週(4月第2週)の愛知工業大学戦では2戦目の2番手投手として登板(6回2/3を投げて被安打4失点1自責点0奪三振2四球3という内容)。

序盤で5点差を付けられてからのピッチングになりましたが、味方のエラーで崩れる事も無く、連続出塁を許したのも一度だけ。良い意味で淡々と投げ、荒れ気味だった試合を落ち着かす事が出来ました。

割とゾーン勝負をするタイプなのでストライクが先行する場面が多く、0ボール2ストライクにするシーンもいくつかありました(スコアを付け間違えていなければ計4度です)。追い込むまでは苦労しないタイプなので、決め球の精度や決めに行く為のカウントの取り方、これらに磨きをかけると絶対的な存在になりそうです。

一時期はヒップヒンジのルーティンを取り入れていましたし(慶應大→ヤクルトの木澤投手が取り入れている動きです)、現行のフォームからも、こだわりを感じます。考えながらプレー出来る事はこれから先のキャリアでも強みになるでしょう。




眞田拓投手(名城大学)クイックモーション

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胸の前で両手を割って、右膝から曲げて尻を落とします。

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右膝から曲げて尻を落としているので右の太腿(※大腿四頭筋)で体を受けている状態になっています。
球数を投げた時、試合の疲れが抜けていない時などにステップ動作が不安定になる原因です。
右膝から曲げるのでは無く、右の股関節から曲げて、尻(大きい筋肉)を使って体を運びたいところです。

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脇腹の長さが左右均等の状態で左手と左足を捕手側に出します。
その為、体幹が斜めに伸びたり縮んだりする作用を利用しにくくなります。
「軽く投げても良い球が行く」「通年のパフォーマンス維持」
この辺りを狙うなら体幹を使って行きたいところですよね。

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左の爪先が接地する前から右手がトップの位置に入ります。
早めにトップを作れるのは好投手における条件の一つなので、
この点においては優れていると言えます。

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左脚をつっかえ棒のように使ってリリースします。
右膝が深く折れて、右足が浮いています。

写真②のところで右膝を曲げて尻を落としたので、股関節があまり曲がらず、
右脚が伸びる動きに合わせて骨盤が開いてしまうので、このような状態になるのだと思います。

又、骨盤が下を向かず(ベルトのバックルをもっと下に向けたい)左脚と胸との距離が遠いので、
低めへの制球する際、手先に頼る事になります。

この辺りは大学1~2年生頃の栗林投手の動作に似ています。

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左脚を突っ張らせてフォロースルーに入ります。
この際に右膝が三塁側を向いて右の股関節が左の股関節に寄りません。
故にヒップローテーションが不完全となり、エネルギーを本塁方向へ集約にくくなります。
スケール感のあるボールを投げる割に空振りが取れない原因の一つかもしれません。

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左足のかかとで支えるようにフィニッシュ。

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がっちり止まれてしまっているので、ステップの勢いがやや不十分だったのかもしれません。

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2021年度春季リーグ戦、名城大の開幕投手に抜擢されました。
高校の時はスリークォーター気味だったのですが、今はオーバーハンドです。 

リリースする際に左脚の付け根が体の内側に入りやすいという身体的特性を持つ投手です。
何かと栗林投手(名城大→トヨタ自動車→広島カープ)と被るのは、それが理由かもしれません。
という訳なので、栗林投手の存在そのものが生きる教材になりうるような気がします。

常時140km/h前後で、この日(4月10日)の最速は145km/hだか146km/hだったそうです。
スピードガン表示以上の体感速度が持ち味で、
今はまだダイヤの原石ですが、潜在能力は栗林投手に迫るものが有ります。




本格化?

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稲葉虎大投手(東海学園大 4年)

今日(4月10日)は愛知大学野球連盟1部リーグの2試合を観戦しました。


開幕週の中京大学戦(4月11日 日曜日)で13奪三振の快投を見せたとの事で、今週の愛知工業大学戦では一戦目の先発に抜擢された稲葉虎大投手(東海学園大 4年)。

その期待に応えるかのように9回1失点で完投勝利。奪三振こそ2つに留まったものの、トータルで9度しか出塁させない安定感抜群の投球を見せました。

内訳としては

1回裏 1安打1四球1併殺
2回裏 1三振1四球
3回裏 1三振(三者凡退)
4回裏 全てフライアウト(三者凡退)
5回裏 3安打(うち1本が2塁打)1失点
6回裏 1四球
7回裏 1安打
8回裏 三者凡退
9回裏 1安打

という感じで、5回裏に捕まりかけましたが、そこを1失点で切り抜けてからは、ほぼ寄せ付ける事の無い投球で試合を締めました。

目線を外す球を交えながらピッチトンネルを通す組み立てをする投手で、基本的にはゾーン勝負なので球数もそれほど多くなりません。 割と粘られたのは8回裏の田中怜央那選手(※愛工大の四番打者)との対戦ぐらいで、それ以外の場面では5球以内で仕留めている事が多かったです。

最速150km/hの触れ込みでスケール感のある体格なので、球速で捻じ伏せるタイプに見えそうですが、むしろ実戦派の投手です(井村勇介投手や小園健太投手辺りに近いスタイル)。

昨秋10連敗、今季も黒星スタートで始まった苦しい状況にあるチームを救った先週の活躍に続き、今週も見事にその役割を果たしました。この投球が続けばプロスカウトからの注目度も上がって来るでしょうし、これから先の試合でもチームを勝たせる投球を見せて欲しいですね(今日は某セ球団の方が熱心にスコアを付けておられました)。

以前、ここに投球フォームに関する考察を書いたのですが、ネット裏のアングルから見ると随分違う印象を受けました。



動作に入る直前で「内転筋の締め」を使っている仕草を見せていましたし、"横に細く、縦に長い形"で動作を完結させており、ピッチング同様、動作からも実戦派の匂いがしました。感覚頼みでなく、動作の理論にある程度精通している投手なのかな?という感じがしたので、また後日それについても考察してみようと思います。




黒原拓未投手(関西学院大学)

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球春到来

全国各地、大学野球の春季リーグが開幕しましたね。

先週末は阪神大学野球連盟を観戦するつもりでしたが、プロ注目の扇田投手を擁する関西国際大が不戦敗となったため(コロナウイルス絡み)、予定を変更して関西学生野球連盟を観戦しました。

関西学院大・黒原投手、関西大学・野口選手、久保田選手を目当てとした観戦でしたが、この日一番印象に残ったのは同志社大学の高橋佑輔投手。

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169cm71kg、という投手としては小柄の体型から146km/hのストレートを繰り出していました。
単にスピードガン表示の数字が高いだけでなくボールの伸びも素晴らしかったです。
今回はあまり良い角度から撮影出来なかったので、また近いうちに登板試合を観戦したいと思います。

ちなみに愛知県出身の選手で豊田西高校から浪人を経て同志社大学に進学したそうです。
これは知り合いの方から教わった情報なのですが中学時代は"愛知ナンバーワンクラス"の速球派で強豪私学からの誘いもあったそうですが、
成績がオール5だったので豊田西高校へ進学する事になったそうです。

「賢いから」、という訳でもないのでしょうが動作の一つ一つに意味を見出すようなフォームで投げていました。
文武両道という意味での二刀流ですね。

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井手駿投手(静岡大学)

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写真①~⑤枚目

セットポジションから始動。グラブを胸の高さに固定して左脚から動かして行きます。
膝を腰の高さまで上げ、胸の前で両手を割ります。
ステップ前の重心バランスを軸脚側(右脚側)で取らないタイプです。

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写真⑥~⑦枚目
ヒップファーストを作らず左手と左足をほぼ同時に捕手側へ向けます(⑥枚目)。

左手の小指を上に向ける事で左腕を内へ捻ります。Twitterでよく見る「内旋」「回内」という動きですね。
それと同時に左脚が「くの字」の形になり、体の内側へ捻られます(⑦枚目)。

写真の①~⑤枚目のところで頭を右脚側へ寄せておらず、その状態でステップして行くので本来であれば突っ込みやすいのですが、⑦枚目の左半身の動作で着地の粘りを生んでいます。

なぜ、着地を粘らないといけないのか?という話になりますが、

・右手の上りが遅れる
・ステップの距離を取れない

この辺りの"負の要素"が発生するからです。
話せば長くなるので割愛しますが(知りたい方は個人的に連絡くださいw)、
スピード、コントロール、故障リスクに関係しますし、
打者にタイミングを合わされやすくもなります。

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写真⑧枚目

トップと言われる動作ですね。
⑦枚目から⑧枚目にかけてのステップ幅が小さいのですが、左肩が開かない状態で右手が上がって来ています。

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写真⑨枚目

リリースのモーションです。腰と右膝が深く折れています。
左足に体重移動し切れておらず、腰から曲げて前傾している状態になります。

強いボールを投げるには右足に乗せた体重を左足に移動させる必要がありますが、
その動作が不完全だと言えそうですね。

写真③~⑦枚目のところで、右足にもっと体重をかけて、
その状態のまま重心移動によってステップ出来るとより良くなるはずです
(左の股関節やお尻を大きく使いたいですね)。

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写真⑩~⑯枚目

リリース以降は腰が折れる形での前傾状態になっています。この写真を撮影した日は制球を乱す場面があったのですが、
腰から曲げるようにして体重移動を行おうとしているのが、その原因だと思われます。

左の股関節から曲げるようにして体を前に送り出すと、腕に頼った制球になりにくいですし、
体重移動もスムーズになるんですよね。

⑫~⑯枚目で動作が止まっていますが、本来であれば重心移動をした後に体を止めたいところですよね。
外野手からの送球シーンを思い出してもらえばわかりやすいと思うのですが、強いボールで返球しようとする外野手は投げ終わりに体を前に送り出していますよね。

まとめ

「ステップで加速→左足着地でブレーキ→ボディターンの支点を左半身の尻+裏腿・股関節辺りに置く→末端加速でリリース」

この連動で投げられると良いですよね。

オリックスの山本由伸投手の動作がお手本になりうるかもしれません。


上記のツイートのように「軸」が作れるようになる事が最優先課題になるのかもしれません。前傾するにしても腰は折らない形でボディターンしたいところですね(右膝もあまり折らないのが望ましいですが)。

今の時点でも150km/hに迫るボールを投げていますし、短いイニングでの投球は確実に全国レベルです。 まだ動作に伸びしろを残していると捉えた評価を下して欲しい投手ですね。
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