2016年01月

愛知大学野球連盟の下部リーグから豪腕タイプの投手が次々出てくる事に関するエトセトラ

浅尾拓也(日本福祉大→中日ドラゴンズ)を輩出した後も絶える事無く、愛知大学野球連盟の下部リーグから出現する雑草系豪腕投手。
この地方に馴染みのない方からは「東都と同じで愛知は下部もレベルが高いからプロに行ける投手が出てこれる」というような発言を目にしたりもしますが、
自分の考えはそれとは少しだけ異なります。
それ程長い期間、愛知の大学野球を見てきた訳ではありませんが、愛知大学野球連盟の1部と2部にはそれなりの差を感じます。

では、なぜ下部リーグからプロで通用する投手やドラフト候補生が次から次に出てくるのか。
それは恐らく、1部と2部との間に明確なレベル差があり、それぞれの野球の質が異なっている事が大きな要因を締めていると思います。
1部リーグで活躍し、その勢いを持ってプロへ進む投手(社会人経由を含む)は、
プロの世界ではどちらかというと先発投手として起用されているタイプが多く(石川歩、浦野博司など)、
2部リーグからプロへ進んだ投手はセットアッパーとして起用されているタイプが多い(浅尾拓也、田島慎二、祖父江大輔など)という傾向があります。
これを逆説的に考えると、1部リーグは先発投手に必要な総合力、合わせ難さや試合中の修正力を問われる特性があり、
2部リーグは球の力でねじ伏せるような本格派の投手を輩出しやすい特性があるという事になるのではないでしょうか。
良くも悪くも、2部リーグはピッチングに幅が無い投手でもストレートが図抜けていれば登板の機会が得られやすく、
実戦の中で球の力を磨いて行きやすい環境にあるような気がします。

2014年度春季リーグの1部2部の入れ替え戦では、当時ドラフト候補生として全国的な知名度を誇り、
2部リーグ屈指の本格派右腕だった北出浩喜投手(当時は愛工大に所属)が、1部リーグ最下位の中京大学に打ち込まれてノックアウトされました。
こういう話が出ると、「今までは2部リーグだから通用しただけで、上のカテゴリー、ましてはプロでは通用しない」という見方をされそうですが、
上記の通り、2部のドラフト候補生投手というのは基本的にピッチングの幅を買われているというよりは、
球の力自体を評価されている訳で、一試合中に同じ打者を複数回抑える力を評価されている訳ではありません。
愛知のトップカテゴリーの大学生打者達はリーグ選抜という形式でならプロ二軍の投手を初見で打ち崩すぐらいの力を持っており、
3順目4順目まで抑えるとなると、ある程度のピッチングの幅を要求されます。
(ちなみに、その後の北出投手は進路先のパナソニックで活躍し2016年のドラフト上位候補と言われております)

なぜそのような打者達を抑えている1部リーグからドラフト候補生投手があまり産まれないのかという話になりますが、
1部リーグは何処も大所帯で戦力が分散し、実力が拮抗しています。
(愛知のチームが選手権でコンスタントに勝てなかったり秋の神宮枠を逃す事が増えた理由もここに起因するのでは)
高校時代に実績のある投手が多い為にチーム内の争いも激しく、公式戦で投げられる投手は一握り。
その出番を得るためにはプロで通用するような特徴的な武器を磨くというよりは、
投手としての総合力を磨かざるを得なく、どちらかというとアマ気質な好投手として完成されてしまうからではないかという気がしています。
稀に荒削りな豪腕タイプの投手が1部リーグでチャンスを与えられる場面を目にしますが、
多くの場合は結果を出し続けられずに出番が減って行きます。
余程突出した逸材でない限り、1部リーグに居ながらにしては
プロで通用するようなストロングポイントを磨きにくいという事なのではないでしょうか。

事実として、1部リーグの主戦投手は左腕や変則派が多く、
球の力というよりはどちらかと言えば、打ち難さを問われているような気がします。
昨年度ドラフト候補生としてプロから注目されていた西川昇吾投手や中川誠也投手もそう言った類の投手だと認識していますし、
(西川投手は時折パワー寄りの投球も見せますが)それらを踏まえると、これらの仮説が全て誤認とも言えない部分はあると思っています。
(1部リーグの本格派は下級生時から酷使された事が理由で最終学年にトップパフォーマンスを発揮できないパターンも多々あるような気もしますが)

長々と書きましたが、愛知の大学野球をちょこちょこ見ている立場からの考察は以上になります。
今後、リーグ全体の特性に変化が出てきたりして、色々な事情が変わってくる事もあると思いますが、
これからも後世に語り継いで行きたくなるような素晴らしいプレーヤーが
愛知の大学野球界から続々と登場してくれる事に期待しています。


この流れで2部リーグの隠れた大器?を紹介(昨秋までは3部リーグに所属)
平澤貫太投手(愛知学泉大学2年)

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投げている所をほとんど見たことが無いので詳細はあまりわかりませんが、
打者寄りのリリースでこれだけ打点が高く、尚且左足をプレートに残せる柔軟性は希少ではないかと思います。
打者にやや背中を向ける感じから横回転を加えた後、上体を縦に倒すフィニッシュの仕方など、
近鉄時代の野茂英雄と類似点がいくつかあるような気がします。
リリース時に膝が割れてるのが少し気になるので、野茂のように膝をくの字に曲げて食い込ますような着地をマスターすると更に良くなるのかな?
新年度の飛躍に期待。

ドノミチ

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「最強」と呼ばれた世代の上宮高校でトップバッターを務め、ドラフト1位でロッテへ入団した渡辺正人と同じ道を辿りつつあります。
あと10年はプロで飯が食えそうな磐石の守備力ですが、打撃でもう一花咲かせて欲しいです。

スピードアンドチャージ

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軟式野球における最大の見所はスピーディな内野守備ではないでしょうか。
打球に勢いがつかない分、内野手は球への寄せと送球モーションにかなりのスピードを求められます。
その点においては硬式よりもシビアな部分もあるのかな、という感じがします。


話がガラっと変わります。
良い野球写真の定義とはなんぞや?というのをよく考えているのですが、
プレーヤー個々の特徴的な部分を押さえられているか否か、というのが一つの要素なのではないかと思います。
それとともに今後追求していきたいのは、公開する写真は全てバチピンのものに限るというところです。
野球の写真を撮影している方は世間にゴマンと存在すると思いますが、
等倍でもピントが来てるものにこだわっている人って実はほとんど居ないような気がします。
機材の差を逃げ口上にせず、所有している機材の力を最大限に引き出す。
その意識を持つことがスタートラインなのではないでしょうか。
7Dにサンニッパで1DXにヨンニッパの写真に勝つ事は無理な話じゃないですからね。

フタバ産業軟式野球部

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井田頌二(元ジェイプロジェクト)や柴田亮輔(元オリックス)らのビッグネームが所属しているチーム。
愛知学院大の主将だった豊田雄大内野手も新たに加わった模様。
それらの効果もあってか今季のリーグ戦では優勝の有力候補になっています。

是枝健太投手(ニデック)

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フォロースルーがカッコ良すぎて撮ったフォロースルーを全て貼りたい衝動に駆られる…

愛知学院大学を全国ベスト4へ導いた好左腕の是枝投手は軟式社会人で野球を継続しています。
洗練されたフォームは健在で社会人一年目にしてチームのエース格を争っています。
大学時代にこの瑞穂球場で現広島カープの野間と対決した事もありましたね。

木下拓哉捕手(トヨタ自動車)

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社会人2年目の都市対抗野球でトップパフォーマンスを見せ、ドラフト1位級の評価を得ました。
プロのキレと制球に苦戦しそうな打撃スタイルに見えますが、
一新された中日打撃コーチ陣の指導方針にはフィットしそうな気もします。
捕手というポジション上、重要なのはインサイドワークを含むディフェンス面という所になりますが、
こちらも英才教育されてこそという印象を受けるものの、
二塁への送球スピード1.8秒台の肩はプロに混ぜても一線級と言えるレベルで、
ミットを動かさない捕球技術も高く評価されています。
荒い反面、プロの水が合えば正捕手として長い期間活躍するようなスケールを感じさせる捕手です。

2015年ベストショット

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菊水化学工業軟式野球部

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軟式社会人野球画像の需要の高さに驚いております。
まさかこんなキラーコンテンツだったとは。
時間の許す限り、アップロードしていきたいと思います。

第57回軟式野球新春選抜リーグ戦(1/16)

去年の新春選抜リーグ戦の記事をたくさんの方に検索していただいていたようなので今年も行ってきました。

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愛知の軟式野球界恐るべしと言った感じの投手対決でした。
フタバ産業の先発は硬式社会人時代(ジェイプロジェクト)に都市対抗野球でも投げた井田投手。
軟式球で鬼のようなストレートを繰り出していたのですが、聞いたところによると秋に147km/hをマークしたとか。
全身を使わないコンパクトなフォームなのになんであんな凄い球を投げられるのか不思議です。
その井田投手と五分のストレートを投げていたのが小林クリエイト二番手の中村投手。
中部学院大卒で大学時代は最優秀投手にも輝いていたようです。

他にも元プロ、元ドラフト候補、元甲子園球児などがたくさんいるので、
時間のある方は瑞穂へ出向いてみてはいかがでしょうか。
軟式球は捉えても飛ばないので硬式のような派手さは無いですが、
究極のスモールベースボールと言った感じの試合展開で、
もぎとるような得点シーンは独特の趣きがあります。

送球

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初めて実業団レベルの試合を観戦したののですけれど、思っていた以上に面白かった。
バスケット、フットサルの良いところ取りみたいな競技なのに、あまり注目されてないのが勿体無い。
俊敏性や跳躍力を生かした個人技、激しいコンタクトプレー等、見所が多く全く飽きることなく試合に集中できました。
これからもちょくちょく見に行けたらな、と思います。
このブログに関しての説明
主に愛知県のアマチュア野球に関する観戦記です。 一般人による運営ですので内容に誤りがある事を前提として閲覧してください。 又、公開に関して問題があるようでしたらコメント等にて一報いただければすみやかに対処させていただきますので宜しくお願いいたします。
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