2016年04月

セカンドインパクト

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本日行われた名商大戦は8回コールドゲームで名古屋経済大の勝利という結果でしたが、
先発の中尾投手が8イニングスを投げ、被安打1(それも打ち取ったような当たり)与四球1奪三振7の準ノーヒットノーランを達成、
8回途中にヒットを打たれるという惜しい内容でした。
過去10年間に愛知2部リーグでノーヒットノーランを達成した投手というと浅尾拓也、七原優介の名前が挙がりますが、
中尾投手もそれに近いような存在であるという一つの証明になったのではないでしょうか。

開幕週の星城大戦を見た直後に「これは今年度中にノーヒットノーランをやるんじゃないだろうか」と某SNSにも書きましたが、
その後の数試合ではポテンシャルの高さを生かしれず、詰めの甘さを露呈するシーンが目につきました。
しかしながら素材としては一級品で、溜めの効いたモーションから下半身と腰の横捻りをしっかり使って腕を強く振ってくる
プロ仕様の投球フォームをマスターしている辺りからしても、その資質に疑いの余地はありませんでした。
シーズン前は変化球の質と全般的な制球力を懸念されていましたが、
変化球に関してはキレ、制球、球種の豊富さ、どれを取っても問題の無いレベルで、
与四球も一試合平均1つ程度ということで、その二つに関しては既にクリアしている感があります。
短期でここまで総合的な上昇を見せる投手というのは希少なのではないでしょうか。
腕の位置がスリークォーターという事もあり、一塁側から横の角度が付け易いという点からしても、
プロ入り後は今永昇太のような奪三振マシンとして早い時期から台頭するような気がしています。
愛知2部リーグ、名古屋経済大学所属という部分でのブランド力の弱さが有り、
ドラフト1位評価というのは少し厳しいかもしれませんが、それに準ずるような存在だと思っております。
中尾投手の登板試合を観戦したあとの余韻が、大学時代の則本昴大や七原優介のそれにとても似ているんですよね。
まだ発展途上の部分が多く、隙の無い投球を見せるという事は現状として多くは無いかもしれませんが、
今後に大きな期待が持てる「愛知の至宝」だと言えるでしょう。
怪我、故障無く、大学最終学年を終えられるようにと陰ながら祈っております。

チバリヨー

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高橋三千丈新監督が就任したことで話題となった名産大ですが、今季は6試合消化時点で1勝と低迷。
主戦の長田雄太投手も、味方の援護が得られず我慢の投球が続きます。
今年度が大学野球の集大成となるので完全燃焼して欲しいところです。
傍から見てる分には何かと苦労が多そうなチームに見えたので最後は笑って終われると良いですね、本当に。

エンペラーオブセカンドカテゴリー

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右打ちの打者が踏み込んでも届かないような横の角度で勝負するサイドハンド。
今季開幕戦では1安打ピッチング(連盟公式サイト参照)と悲願の1部昇格へ向けて上々の滑り出しだったが、
4/16の対名古屋経済大学戦では5失点を喫してノックアウト。残り5戦での奮起に期待。

直接対決

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序盤の山場とも言える対戦カードの2戦目。前日に敗戦した愛工大は一ヶ月ぶりの実戦となる近藤凌太が緊急登板。対する名経大はローテーション通りに中尾輝が先発登板となり、「愛知2部リーグのBIG3」同士の対決が実現。 話題のドラフト候補生同士の対決という事もあり、愛工大グラウンドのスタンドにはNPB8球団のスカウトが集結。中でもソフトバンクは3人体制、日本ハムは木田GM補佐が自ら出向く等、プロ側からの注目度の高さを伺わせる一戦となった。

結果としては3-1で愛工大が勝利。愛工大先発の近藤は5回を投げ被安打3失点1奪三振5という内容で勝利投手に。最速146km/hを計測したストレートと曲がりの小さい縦の変化球とのコンビネーションで4者連続三振を奪うシーンもあった。降板直前に制球を乱しかけたが、久々の実戦登板という事を考慮すれば上々の出来だったと言える内容。開幕週に中尾が最速148km/hをマークした事が耳に入っていたからなのか、はたまた1部昇格の為にも絶対負けられない一戦だったからなのか、かなり気合が入っていたような感じを受けた。 惜しくも敗戦投手となった名経大先発の中尾は9回を投げ切り、被安打6失点3奪三振11という内容。ギアを上げながら投球幅を広げていく試合の作り方である為、序盤を凌ぎきれるかどうかが焦点だったが結果としては3回に許した3失点が響いた形となった。他のイニングでは概ね隙の無い投球を見せただけに残りのリーグ戦での登板においてもギアの使い方が大きなウエイトを締めてくるように思われる。また、敗戦投手にこそなったが見方によっては前週の星城大戦以上と言えるような内容で、シーズン前に懸念されていた変化球の質や制球面での不安を払拭するような、幅のある投球を見せた。ストレート主体ではあるものの変化球で三振を奪うシーンもいくつかあり、トップギアの状態でも抜け球がほとんど無く決め球のほとんどがコースに決まる事を考えると、上の世界に進んでも早い段階から台頭してくるのではなかろうか。


単にドラフト候補生対決というだけで無く共に1部昇格を現実的なところで争う立場の両校。伝統校としての意地を見せた愛工大、敗れたものの1部昇格への可能性を感じさせられる名経大、共にリーグ成績を3勝1敗とし残りのリーグ戦に臨む。首位の東海学園大を含めて3強の構図になりつつあるが、今後の行方が全く読めない。果たしてどのチームがプレーオフへ進出できるのか、残り6戦から目が離せない。

バロン

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まさかのBIG3直接対決。
先週の対戦カードで近藤凌太投手が登板していなかったので今季は何かしらの理由で投げないのかと思っていたら、
中尾投手が登板する試合にぶつけてくるという胸熱のマッチメイク。

これまたなかなか凄い試合になったのですが、それはまだ置いておくとして、
この日バッティングで一際目立っていたのが石浜亮太選手(3年 愛工大名電)
序盤二打席で2安打、二打席目には試合を決定づける満塁からの2点タイムリーヒット。
彼が試合に出てくると毎回のように「甲子園でホームラン打ったやつ」という枕詞がスタンドの何処かから聞こえてきますが、
2013年の全国高等学校野球選手権大会・聖光学院戦で初回にホームランを打っているんですよね。
やっぱり甲子園でホームラン打つと人生変わるのかしら?
あと愛工大ナインから「男爵」とか「ジョナサン」って呼ばれてるような気がするんですけど仇名なんですかね(違ってたらすいません)

CHALLENGER

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開幕週で至学館大・夏目旭との投げ合いを制したのも束の間、第二週となる今節は同一リーグ内で本命視されている愛知学院大との対戦となった。自身も東海大海洋学部の今村との対談で語っていた通り、1部昇格には全勝もしくはそれに準じた成績が求められると自覚していたが、結果としては0-2のスコアで敗戦。小林は8イニングスを完投し9つの三振を奪ったが序盤と終盤に許した二つの長打が命取りとなった。しかし、投球全般としては先週の至学館大戦を上回るもので、ピンチの場面ではハートの強さを覗かせた。 1点のビハインドを背負った7回無死から三塁打を許すという絶対絶命の場面。「追加点を奪われたら勝負を決められる」、そんな空気が流れ、「二死までは三振で切り抜けるしか無い」、といった追い詰められた状況で注文通りに二者連続三振を奪った。その中でも真骨頂だったと言えるのが無死三塁から一人を三振に斬って取った後の投球、先制タイムリーを許した宝島史貴との対戦で見せたクロスファイア。腰を引かすような威力の球を膝下の低め一杯に決めきる究極レベルの制球力で見逃し三振を奪った。上の世界でやっていく為に必要なストロングポイントを明確に示したような気迫の篭った一投だったと言えるだろう。二者連続三振を奪い二死三塁としたところで次の打者をショートゴロに討ち取ったものの、バットが折れたような音がしたためか遊撃手が打球の処理に手間取り内野安打となり失点。その失点がダメ押しとなり手痛い敗戦となったが、小林の投球が2部リーグのレベルに留まらないものであるという事を証明できた一戦になったのではないかと思う。

この日は岐阜大学野球リーグに10球団のスカウトが集結したという話だったが、そこに含まれていない関東の某球団スカウトは小林の視察に訪れていた。プロと我々一般人とでは求めるものが大きく異なると思われる
が、小林の投球には試合会場に足を運びたくなるような何かがあるのは間違いのないところ。この時期にこの注目度なら上々の滑り出しなのではないだろうか。

スーパールーキー見参

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愛知の2部リーグは一体なんなんだ(笑)
同朋大の1年生左腕、久保田淳希投手。どう見ても次期ドラフト候補です。
先週今週とプロを意識できる投手の球筋を散々見てきましたが、
この久保田の投げる球も愛知2部のビッグスリー+眞野、小林に引けを取っていませんでした。
(コーチの方に伺ったら最速140km/hらしいです)
今春の高校野球地区予選で名古屋地区の強豪私学を次々破って旋風を起こした名古屋市工業高校出身みたいですが、
立ち上がりから名商大打線をキリキリ舞いさせて序盤3イニングスでのほとんどのアウトを三振で奪うという快投を見せていました。
両サイドのコーナーを威力充分の直球で攻めて、見逃し三振と空振り三振を量産。二回途中にはバットを粉砕するシーンもありました。
試合の途中で離脱したため、その後の詳細は不明ですが試合の方は0-6で敗れたようです。
あの後にどんな崩れ方をしたらそうなるのか想像がつきませんが、この調子で試合に出場し続ければ各種メディアまでその名は轟くはずです。

12校で構成される愛知2部リーグの下位校は他連盟に置き換えれば実質的には3部リーグ。
事実上の3部リーグ級のチーム、それも別々のチームから次々とドラフト候補級の投手が出てくるのは愛知ぐらいでしょう。
愛知の2部リーグに刺激が無くなったらすぐ他のカテゴリーに乗り換えようと思っているんですけど、
当分ここから離れられそうにないですね。

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粉々になったバットの破片

期待以上の内容だった開幕週から早一週間。
先週末の余韻から未だ抜け出せていない状態ですが今週末は更に熱い。
愛知東邦大は愛知学院大と、名古屋経済大は愛工大との対戦になります。
いずれも、「ドラフト候補投手を擁する台風の目」と「全国制覇経験のある伝統校」との対決という構図になりました。
4校全てが連勝中で、事実上の天王山にもなりかねない序盤の最重要カードです。
この連勝対決を制して開幕からの連勝が4に伸びればプレーオフ進出の可能性がぐっと近くなります。

愛知東邦大・小林のコーナーワークは1部リーグの投手に混ざっても秀でるレベルにあると思います。
盟主・愛知学院大をシャットアウトして悲願の1部昇格へ向けての弾みをつけたいところです。
そして先週末に衝撃の投球を見せた名経大・中尾も同一リーグ内で最強の布陣と思われる愛工大打線に挑みます。
トップギアに入った中尾は大学時代の則本昴大、絶頂時の七原優介レベルだと思いますが、
9イニングスの勝負と考えた場合、愛工大打線にも勝機はあるような気がします。
中尾が怪物ぶりを見せつけて更に評価を上げるのか、昨秋プレーオフで悔しい思いをした愛工大の執念が上回るのか、
非常に興味深い一戦になりそうです。

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リーグ戦のスケジュール、星取表などは連盟公式サイト参照で→クリック

名経大野球部

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眞野聖也投手(4年 八幡商業)
両コーナーに角度のある球を投げ分けて空振りを量産する本格派右腕。
4月2日の星城大戦では6回に三者連続の三振を奪った。

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石の上にも3年…という訳でもないのかもしれないけれども、
入学当初から腰を据えて起用し続けてきた、眞野と中尾の両輪が最終学年にして開花。
捕手の佐野と宇地原、主砲の本村も下級生時代から起用されていた選手達。
昨秋はリーグ成績5位に低迷したチームが今季の開幕カードを連勝で飾った。
数年前に初めて名経大の試合を観戦した時は「昇格争いとは縁が無さそうだな」という感じを受けたのだが、
今は雰囲気も良く、二遊間を堅守で支える1年生コンビも加わった事でチームに勢いを感じる。
2部上位校の愛工大や東学大が過去に何度も跳ね返されている1部昇格の壁は簡単には越えられないとは思うが、
それに挑めるだけのチームに成長したような空気を感じる。更なる躍進に期待。

星城大学-名古屋経済大学(flickr)

フォアザチーム

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愛知東邦大野球部は良いチームだなぁ、と試合を見る度に思わされます。
ピリピリした中で試合をやる事にもそれなりに意味があるのかもしれないけれど、
ベンチから仲間を盛り立てるような全員参加型のスタイルは見ている方も清々しい気分にさせられます。

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名経大の三塁コーチャーズボックスの風景。孫と言ってもいいような年代の選手達に激を飛ばして一生懸命盛り立てています。
以前は学生コーチの伊藤さんという方がこの役割を果たしていたのですが、後任はこの方のようですね。
このブログに関しての説明
主に愛知県のアマチュア野球に関する観戦記です。 一般人による運営ですので内容に誤りがある事を前提として閲覧してください。 又、公開に関して問題があるようでしたらコメント等にて一報いただければすみやかに対処させていただきますので宜しくお願いいたします。
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