STANDING TRIPLE

らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

2017年05月

中部大、神宮へ

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全カードで勝ち点を挙げる完全優勝を成し遂げました。
ここまで抜けた強さを発揮するようだと選手権本戦での活躍にも期待が出来るのでは無いでしょうか。
絶対的な選手の能力で勝ってきたチームでは無く、全員野球で掴み取った勝利に見えました。
一枚岩となったチームの力を全国の舞台でも発揮してきて欲しいです。

プレーオフ第一戦

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リーグ戦では本来の投球ができずに苦しんだように見えましたが入れ替え戦進出を賭けたプレーオフ戦で復活。140km/h超のストレートに低速域の変化球とスライダーを織り交ぜる投球で3失点完投勝利。
マウンド上であまり感情を出さない投手という印象でしたが勝利を決めた瞬間には気迫のガッツポーズを見せました。 3年生以下の選手が多いチームにあって数少ない最上級生の選手という事もあり色々と背負うものもあるのでしょう。
試合中にも緊張している様子が伝わってくるようなシーンもあり、この試合の持つ意味合いの重さを感じさせられました。

ロマン砲

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濱元大希内野手(2年 豊川高校卒)
今季から4番に座りリーグ戦で6本塁打を記録。徹底マークをされる中でも打てる球が来たら逃さず捉えて引っ張り込む打撃スタイルで意外とスイングも柔らかいように見えます( バットを寝かせて前傾で構える巻き込み型)。積極的に打っていく為あまり球を見極めている印象は無く、隙の無いスラッガーというよりはやや粗さを感じます。 滞空時間の長さが特徴的な放物線系のアーチを放つタイプで、愛知の大学生としては過去に居なかったレベルの大砲に成長するかもしれません。これからの活躍がとても楽しみです。

ノーヒッター

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ノーヒットノーランを達成したそうです。 去年までは右打者の肩口から入ってくるインスラ(フロントドア)等でカウントを整える事が多かったような気がしますが今年からはカーブを習得して更に投球の幅が広がりました。 ボールの切れと勢いでねじ伏せる本格派の投手というよりは、ピッチングを修正しながら試合を作っていく実戦派の好投手になって来たような印象を受けます。 やはり1部リーグと2部リーグでは野球の質が違うのか台頭してくる投手のタイプにもそれぞれ特徴があるような気がします。 栗林投手は1年生から主戦として活躍し今季がで5シーズン目です。ここまで大きな故障、スランプも無く順調にキャリアを積み上げているあたりからしてもプロの世界で活躍していけるだけのものを持っているのかもしれません。 地元球団のスカウトが「フォームはもういじる必要が無い」と言っておられたそうですが、まだ色々なところに伸びしろを秘めている気がします。 1部リーグから現れたドラフト候補生の投手としては山内壮馬さん(名城大コーチ)以来の存在だと思います。大学日本代表候補にも選出されており、この先の更なる活躍に楽しみの多い投手です。

高蔵寺の星

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井村勇介投手(至学館大 3年)
今季はまだ一度も至学館大の試合を観に行ってないので(至学館大Gは駅から遠すぎて余程の事が無いと行けない)昨年度のカットで恐縮ですが、 1、2部含む愛知の大学生投手の中では屈指のピッチングフォームなのではないでしょうか。この点に関しては右の井村、左の木原(東海学園大)だと個人的には思っています。 打者との正対を避けつつコンパクトに腕を引き上げ、素早くトップを作っているのですが、トップを作る速さが尋常じゃなくて左足が着地する前に腕が完全に引きあがっています。 プロの投手で言うと岡田俊哉(中日)がこのぐらいの速さでトップを作っているんですけど、制球力と連動性に優れ、球速以上に差し込む効果のある機能的なフォームと言えるのではないでしょうか。 入学当初から登板機会に恵まれていた投手ですが今年は更に良くなっているという話なので、近いうちに登板している姿を見にいきたいなと思っています。 高校時代は遊撃手、三塁手を兼任していたのですが打者としての素質も素晴らしく井端弘和のようなしぶとい打撃を見せていました。センスの高さに加えて技術を習得する向上心も持ち合わせている投手なので社会人野球なんかにフィットしそうな気がします。 本人が望めば1部リーグの大学で野球を継続する選択肢もあったのでは無いかと思われますが、2部リーグの大学を選んだことは間違いでは無かったはずです。今季は最終戦の結果次第ではプレーオフ進出の可能性も残しています。 久保田淳希投手(同朋大)との投げ合い予想で好ゲームになる事は必至です。どんな結果になるのか楽しみですね。

都市伝説左腕

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カルト的な注目を浴びる都市伝説左腕・平澤寛太投手(愛知学泉大 4年)がついに復活。 主にカード二戦目の中継ぎでの起用となっており完調といった感じには見えませんが、回転の良いフォーシームにかつての面影がありました。 一塁方向からのピッチングフォームをチェックできなかった為、メカニズムの詳細は相変わらず不明ですが長身の割に(185cm)重心が低くリリースポイントもゾーンから然程離れていない為、コントロールに苦しむという事は無いような気がします。 愛知学泉大には縦振り系の寺澤投手、横の動きが強いメジャーリーガー系の加藤投手というタイプの異なる好左腕が揃っており、平澤投手が復活を遂げれば愛知2部リーグで一番のサウスポー王国になるはずです。 秋季リーグも大学野球を継続するという事であれば完全復活に期待したいです。

躍進

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何の気無しにこんな記事を書いたのですが、本当に同朋大が躍進し現在リーグ戦2位の位置につけています。 今日の試合に勝っていれば同率1位をキープしたまま最終戦に入れたのですが残念ながら9回表に逆転されて敗戦。 久保田投手も今季で一番ストレートが走っていたように見えましたがプレーオフ進出の壁なのか最後は自滅した形で大量失点を喫してしまいました。 しかしながら、勝ちきる事の出来る先発投手が二人同時に台頭してきた効果は絶大で今はチーム全体が活気づいているように見えます。 久保田、山谷の二枚看板はまだ2年生なので、この先が楽しみですね。
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