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らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

2018年02月

野球太郎No.026 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補選手名鑑2018


野球太郎No.026 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補選手名鑑2018



尾関雄一郎さんが挙げている23人を全員見た事ある人ってどのぐらい居るんでしょ(笑)個人的には野崎類投手(豊田工業高校-東海学園大学)は未見の投手なのでお目にかかれる機会がある事に期待したいです。
名前が挙がってなかった中では大内公貴投手(中京大学)木下亮大投手(東海学園大学)、松田峻也二塁手(東海学園大学)なんかも好選手です(いずれも新4年生)ので合わせてチェックしてみてください。

エースの系譜



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野崎愛斗投手 (名古屋大学)
明和高校卒 180cm 80kg

端正な佇まいとインテリな経歴に反するような荒々しいピッチングフォームと攻撃的な投球スタイルで数々の野球エリート達を苦しめてきた野崎愛斗投手(名古屋大学)もついに引退です。 折に触れてネタにしていますが、高校時代は30発クインテット(関根小川松井三倉高木)擁する東邦に土をつけ東克樹投手擁する愛工大名電とも互角に渡り合りあう等の活躍を見せ、大学では3部リーグへ降格した名大の2部リーグ復帰(平成28年度春季と平成29年度春季の計2回)の立役者となり、現役最終シーズンとなった大学4年の秋季リーグ戦では、愛知学泉大学と同朋大学を相手に二週連続の完封勝利を達成し有終の美を飾りました。ちなみに大学時代の背番号「11」は七原優介投手から譲り受けたエースナンバーです。

ところで上に5枚並べたヒップファーストの写真ですが誰かに似ていると思いませんか?
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七原投手→平井投手、森川投手→野崎投手と続いた名大野球部好投手の系譜はどの投手が引き継ぐのでしょうか。新しい名大野球部の活躍にも期待したいです。


第18回東海社会人・愛知大学野球対抗戦

3/16(金)岡崎中央総合公園野球場 第一試合:永和商事ウイングvs愛知学院大学、第二試合:JR東海vs中京大学
3/17(土)岡崎中央総合公園野球場 第一試合:ヤマハvs中部大学、第二試合:三菱自動車岡崎vs愛知大学
3/18(日)岡崎中央総合公園野球場 第一試合:ジェイプロジェクトvs東海学園大学、第二試合:東邦ガスvs名城大学

第18回東海社会人・愛知大学野球対抗戦について(連盟公式HPより)

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社会人・大学対抗戦はここ2年ぐらい観た記憶が無いので最後に見たのは源田遊撃手がトヨタに居た頃かな。
愛知の大学野球を経由した選手が多数在籍しているのは永和、ジェイプロジェクト辺りですかね。久々に夏目旭投手が見たいので起用してくれませんかね。


全日本クラブ選手権愛知予選(2017年度)を振り返る

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2017年度の観戦ゲームではトップ3に入るぐらいの名勝負でした。 エディオンの先発は渡邊裕紀投手(野洲→愛知学院大)。序盤に3ランを浴び、その後も毎回のようにランナーを溜める苦しい投球となりましたが驚異的な粘りを見せて追加点を許しません。その渡邊投手の好投に応えるようにエディオン打線が反撃、竹下哲史選手(元中日ドラゴンズ)によるレフトポール際への3ランホームランが飛び出し土壇場(8回裏)での逆転に成功。しかし、フェアかファールかの際どい当たりだった為に矢場とんブースターズの片貝監督が猛抗議。結局判定は覆りませんでしたが、全国大会行きがかかった一発勝負の熾烈さを伺わせる一幕となりました。その一発が試合の決め手となりエディオンが5-3のスコアで勝利し、東海大会行きの切符を掴み取りました。

私は普段大学野球をメインに見ていて、社会人野球に関しては知っている選手がプレーしている姿を観に行ってるだけというスタンスなのですが、この一戦を観ることが出来たおかげで各クラブチームの全国大会へ賭ける思いの強さを感じ取る事が出来ました。企業チームに比べてもクラブチームは選手個々の流動性が高く、プレーを見られる機会は一期一会に近い部分もあります。アマ球界の中でも注目度は高いとは言えないカテゴリーだと思いますが、熱量は自体はけして低くは無いので一度観戦されてみると新たな発見があるのかもしれません。


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話が変わりますが、エディオン公式サイトの試合レポートがなかなか辛辣です。

愛知県会長杯 vs 三菱重工名古屋
>投打ともに大人と子供くらいの差が出た試合でした。
>きつい言い方かもしれないが、もう少し頭を使った攻撃をしないと、いつまでも同じ 状態を繰り返す事になるのが心配である。


都市対抗愛知予選 vs.矢場とんブースターズ
>まるで「蛇に睨まれたカエル」の状態である

全日本クラブ選手権東海代表戦 vs.岐阜硬式野球部
>打線は相手投手陣から10安打で3失点を奪ったが、相変わらずの詰めの甘さが目立った。
>少なくとも、追加で2点は奪える内容であったと見えました。



今年こそは西武ドーム(全国大会)行きを決めて、歓喜のレポートを読める事に期待しております…(笑)


SEIJOHのBRYCE HARPER

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尾関悠也外野手(星城大学 2年)
法隆寺国際高校卒 183cm75kg

1年生の春季シーズンより中軸で起用されている長距離ヒッターです。昨秋は打率3割超に加えて1本塁打をマーク、新シーズン以降でのブレイクに期待がかかります。

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テイクオフ→ニートップのフェーズで軸足に溜めがあるので「呼び込む」意識を感じますが、インパクト以降では軸足が踏み出し側へ寄って行き「前捌き」のスイングになっています。
これは一見に理に適っていないように思うのですが、恐らく
ブライス・ハーパー(ワシントンナショナルズ)のバッティングを参考にしているのでは無いでしょうか。
軸足で押し込む形のフォロースルーは茂木栄五郎(楽天イーグルス)タイプに見えるので、もしかしたらハーパーよりも茂木を参考にしているのかもしれませんが、理論としてはほぼ同じだと言えます。
尾関選手の打ち方で一つだけ気になるのはニートップのフェーズで左膝が捕手方向に向きすぎている事です。パワーロスに繋がる恐れがあるので内転筋を締める意識で内側に絞った方が良いのかもしれません。

ここのところリーグ内では中位以下の成績に留まる事の多い星城大ですが昨秋リーグ戦では尾関選手を中心に、バットを振れている打者が多数目につきました。
投手陣に目途が立てば上位に浮上してきてもおかしくないかもしれません。

フォアザチーム

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昨秋よりエース格に抜擢された1年生右腕・浅井大輔投手(新城東作手高校卒)
マウンドに立たない時は守備から戻る仲間を先頭で出迎え、3部降格が決まった直後は誰よりも責任を感じていました。

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ここ最近の傾向なのか、チームの中心選手が率先してモチベーターを買って出るシーンをちょくちょく見るようになりました。
宮城竹千代投手(朝日大)がその第一人者に挙がりますが、一昨年の愛知学院大で主戦格を務めた渡邊裕紀投手(エディオン)も献身的にチームをまとめ上げていました。
こういうマインドを持った若い世代が増えていくようだと世の中も少しは良くなるのかもしれませんね。


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180cm76kgの体格を生かした球の角度で押していく投手です。
メカニクス内における特徴的な個所はグラブを突き出した後の左腕の使い方で、左肘を高く上げる事で体軸に右肩下がりの傾斜を作っています。
その状態から左肘を真下に振り下ろす事で縦の反発力を産み出し、球に角度を付けています。(中日ドラゴンズの伊藤準規投手もこれと同じメカニクスを採用しています)
胸部の張りが上手く使えているのも強みの一つです。

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「任された以上は最後まで自分が投げ抜く」という強い気持ちを持って試合に臨んでいるタイプでもあります。絶対的なエースになってチームを牽引して行って欲しいですね。

名経大の城島健司

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Twitter上で6000RT、20000ファボを叩き出し、大学球界屈指のキラーコンテンツプレーヤーと化した薗田篤弘捕手(名古屋経済大)



実際に薗田捕手の二塁送球(盗塁阻止シーン)を見たことがあるのですが、けして悪くないタイミングでスタートを切ったランナーを二塁ベース手前で楽々刺してしまうという驚愕レベルの代物でした。 肩だけで無くキャッチングの能力も高いそうで、名経大時代の中尾輝投手が封印していた"直角に曲がり落ちる高速スライダー"も捕球出来ていたそうです。 昨秋はリード面での信頼を得られずに公式戦で起用される事が減りましたが(特にリードが悪いとは思えないんですけどね)、再び正捕手の座に返り咲く日が来る事に期待しております。(※ちなみに2年生にして既に主将に任命されており、期待されているのか、そうでないのかがさっぱりわからない状況です) 名経大は新シーズンから3部リーグへ降格になってしまいましたので、この鉄砲肩を直で拝みたい方は3部の試合会場へ足をお運びくださいませ。

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