2018年04月

激戦2部

土日月のゴールデンウィーク序盤3連戦が終わり、2部リーグが混沌としてきました。



という感じで最終カードを残す事になりましたが、これは次の土日で決まらず順位決定戦までもつれるんじゃないですかねぇ。
Aリーグでいう星城大、Bリーグでいう至学館大は1位通過の可能性が無いチームとの対戦なので一見有利に見えますが、こういうカードこそ上位が下位に食われがちなんですよね。



井村勇介投手(至学館大)が145km/hをマークしたという噂。高校時代は制球タイプの変化球投手だったのに大学で化けましたね。
ピッチングワークに長けた実戦派でこのスピード能力なので更にMAXを更新するようだといよいよドラフト戦線に名前が浮上してきそうです。



最近、日本福祉大についてほとんど書いてない気がしますが、鷹羽、千代、八幡の4年生投手は全員140km/h超で、中でもエース格の鷹羽投手は今季3勝を挙げる活躍を見せております。
左打者への内角攻めが見事で常時140km台を誇るストレートで空振りを取れるのが魅力です。

西川省吾投手前元良太投手に続く事が出来ますでしょうか?

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3連勝

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延長11回を投げ切り失点2という内容で開幕からの連勝を3に伸ばしました。今日は然程良い出来ではありませんでしたが、悪いなりに抑えて、きっちり勝ち切った辺りに成長の跡が伺えました。ピンチの場面で無理に三振を狙いに行かず、内野ゴロでの併殺に仕留めていた辺りも良いアピールになったのでは無いでしょうか。三塁封殺のバント処理も二度記録、プロ入り後に取り組まなくてはいけないような課題もほとんど見当たりません。この活躍が続けば望み通りの評価を得られるのかもしれません。 

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栗林投手と共にチームもここまで無敗の5連勝です。強力投手陣を擁する中京大も譲らず無敗という状況です。5月19日、20日に組まれた直接対決が楽しみです。


「石田の大学時代を見た事がある」と謎自慢できるチャンスですよ

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石田遊撃手については改めて書き直したいと思うのですが、とりあえず今季のパフォーマンスは予想以上です。 私が観戦した試合では14打席11打数7安打2四球1死球という、最低マルチヒット、一試合平均3出塁以上という驚異的な成績を残しています。シーズン通算でも打率.571(4月27日現在)をマークしており、MAX143km/hの実戦派右腕・井村投手(至学館大)から2安打1死球を記録した辺りからしても「2部リーグだから」で済まされる話では無いと思います。

今季のプロ野球界で高い数字を挙げている打者に共通しているのは"選球眼の良さ"だと思うのですが、石田遊撃手の打撃スタイルはそのトレンドにがっちりハマっていると思います。 野手の間を抜くようなシングルヒット中心の打撃ではありますが、際どい球を徹底的に見切り、ゾーンに入って来る球を一振りで仕留めるコンタクト能力の高さは出色のレベルにあると言えます。私が見た14打席での空振りはゼロ、凡退した打席も打ち損じや野手の正面を突いたものぱかりで、まともに打ち取られた打席は一つもないという図抜けたパフォーマンスを発揮しています。1部リーグ、それも地元球団にパイプを持つ大学に所属選手している選手だとしたら現実的なドラフト候補として扱われているのでは?としか思えない状況です。

打撃のみならず遊撃守備の方もハイレベルなのですが、それに関してはシートノックを見て貰えば一目瞭然だと思います。リズミカルで柔らかいステップと強肩から繰り出される正確な送球は社会人野球の強豪チームでもスタメンを張れるレベルに有ります。局面でのスーパープレーも多く、以前からの2部リーグを知る身としては、このレベルの守備力を持つ遊撃手が現れた事に隔世の感があります。 先の塁を積極的に狙いに行く走塁技術やライナー性の鋭い当たりを放つ長打力を向上させてくるようだと「源田壮亮以来の存在」という事になってくるかもしれません。 何せ今の注目度では全然物足りないので有識者の方達に見て貰いたい有望な選手です。

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メカニクス分析~武次慶士投手編(愛知東邦大学)

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①左膝が胸の位置まで上がっており、膝下が二塁方向へ向いている為、股関節の割れを使えています。
その割れによって並進移動時の推進力を生み出しているのではないでしょうか。
臀部とハムストリングスに下半身のエネルギーが発生します。


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②グラブから早めに右腕を抜いています。下半身のパワーが軸足(右脚)の内転筋に移ります。

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③並進運動の序盤、ヒップファーストの段階です。軸足を深く折らない辺りに縦の角度を使う意図を感じます。

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④並進しながらグラブを三~本塁間の方向へ突き出し、打者との正対を避けています。
肩甲骨をしっかり開けて左腕を突き出せているベストの形です。

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⑤グラブを高く上げ、両肩のラインに傾斜が付きました。左脚の大腿部を内旋させ着地までの溜めを作っています。
スパイクの裏を打者方向に向けており、左脚に横運動が加わりにくい"くの字型ステップ"です。

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⑥ランディングの段階です。左脚が接地する手前で右手が肩まで上がっているベストな形です。
左右の肩甲骨を大きく開き、上半身の可動域を広げる為の準備が出来ています。

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⑦トップの段階です。胸椎の張りを上手く使えており、下半身のパワーが左脚の内転筋に移動しました。
股関節の重心はまだ軸足側にも残せています。下半身の使い方は申し分ありません。

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⑧左脚の大腿部の内旋がほどけ、内転筋に溜まっていたパワーが左脚全体へと移動し地面へ接地します。
その反力によって右側の股関節に加速力が発生し、それに導かれるように上半身も回転し始めます。
最大外旋角度が深く取れており、肘から先を後ろに置いてくるような"逆C"の形が作れています。

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⑨ グラブで左半身をしっかりホールドし上半身の横への広がりを押さえています。
以前は脛がマウンドに接地していたのですが、重心が上がるようになりました。
角度の付いた球を打者寄りにリリースする為の意図があるのかもしれません。

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⑩上体を倒し込んでリリース出来ており、振り抜いた腕が上体に絡みついています。
ハムストリングスの力で膝が張り、スムーズな重心移動が出来ているように思います。

まとめ
→下半身のエネルギー移動に優れており、両脚の内転筋での溜めを上手く使えているのが特徴的です。並進移動時に深い割り(上半身と下半身の引き剥がし)を作らない投げ方ですので、左肩の開きに注意したいところですが、左脚内転筋と胸椎を張る動き(肩甲骨の寄せ)での溜めによって上体に間を設けています。最大外旋角度(腕のしなり角)が深く取れているのも肩甲骨の開きと寄せを上手く使えている為ではないでしょうか。機能美に優れたメカニクスですが、実戦では球を見極められてカウントを悪くする事があります。上体が横に振られる事で制球にバラつきがあるのかもしれません。できるだけ頭を一塁方向へ振らず、上体の横幅を狭く使えるようになると角度のついた球を両サイドへ制球しやすくなると思われます。


4月22日の結果

1部リーグ
中部大学5−2東海学園大学
中京大学5-1愛知学院大学


2部Aリーグ
愛知工業大学5-2名古屋産業大学
名古屋学院大学21-1名古屋大学
名古屋商科大学11-2星城大学


2部Bリーグ
同朋大学 5−2 日本福祉大学
愛知東邦大学5-4愛知学泉大学
愛知産業大学9-3至学館大学


3部Aリーグ
愛知教育大学 9−0 愛知淑徳大学

3部Bリーグ
名古屋工業大学5-2名古屋市立大学
大同大学2-1南山大学


中京大は開幕から4連勝。同じく4連勝の名城大との天王山は最終週に組まれております。無敗の2強と対照的なのが開幕から勝ち星無しの東海学園大と愛知学院大。6週目に組まれている直接対決に敗れた方が入れ替え戦行きになる可能性が高そうです。2部Aリーグは名古屋学院大が無傷の5連勝。追う名古屋産業大が敗れただけにプレーオフ進出に向けて大きく前進しました。2部Bリーグはこの日の結果によって大混戦となりました。上位3チームが3勝2敗、下位3チームも2勝3敗となり今後の予想がつかない状況です。3部はBリーグの大同大が3連勝。プレーオフ進出に期待がかかります。

この日に行われた中京大-愛知学院大にて山本一輝投手(中京大 2年)リーグ戦初勝利を挙げました。中京大は山本投手の同学年にドラフト候補級の注目投手が多数在籍しており、チーム内での競争も熾烈ですが"公立の星"として少しづつ輝きを放ち始めています。今後の活躍次第ではドラフト候補に名を連ねてもおかしくないような大器ですので、この調子で成長し続けて欲しいですね。
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メカニクス分析~寺澤秀也投手編(愛知学泉大学)

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寺澤秀也投手(愛知学泉大学 4年)
名古屋国際高校卒 178cm78kg

角度のついたストレートにスライダーとツーシームを織り交ぜる本格派左腕。
高低、前後を使うピッチングワークで凡打の山を築く。最速140km/h超。

以下メカニクスから見るテクニック考察

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(1枚目)真っすぐに立ち、右膝が胸まで上がるベストな形で始動できています。(2、3枚目)ハンズセパレーション(※グローブから手を抜く事)から左腕の脱力(※力を抜いて下ろし切る動作)までが早いので右半身の反射を生かすような全身運動へと繋げやすくなっています。又、ハムストリングスと臀部では下半身のパワーが生成されています(3枚目、4枚目)ヒップファーストから並進移動へと移る際にグラブが高く上がり、縦の動きに繋がる傾斜角が作れています。右脚を踏み出していく動作の中で膝を"くの字"に折っていますが、これは下半身の開きを押さえる為の動きです。ハムストリングスと臀部で生成された下半身のエネルギーは左の大腿部へと移動して行きます。(5枚目、6枚目)高く上げたグラブを体に引き寄せながら並進し、右半身の反射によって左腕が引き上げられていきます。トップを作る際は左腕の力で引き上げるのではなく、下へと向かう右半身の反射を利用するのがベストです。左の大腿部に溜まっていた下半身のエネルギーは右の大腿部へと移って行きます。ここで重心が左股関節から右股関節へと移動して行くのですが、このタイミングが早すぎると連動性が損なわれ、下半身のパワーが上体へ上手く伝わりません。(7枚目)右の大腿部に溜まっていた下半身のエネルギーが右脚全体へと移動して地面に接地し、その反力が上半身に伝わって行きます。乗用車で言うアクセルからブレーキに踏みかえた状態です。下半身にブレーキがかかった事で上半身には捕手方向へと放り出されるような加速が加わります。(8枚目)打点の高いリリースポイントですが、両脇腹の収縮を利用した腰を縦に使うような動きが取り入れられてないように見えます。それに加えて左膝が深く折れすぎている為、上体の倒し込みが甘く、打者寄りで球を離せていません。(9枚目)左腕特有の動きと言えばそうなのですが、右脚が突っ張り、重心移動を阻害しているように見えます。(10枚目)左腕が上体に巻き付くフィニッシュなので腕の振りからは球種は見極めにくいのかもしれません(しっかり腕が振れている)。

(総括)現時点でもストレートに威力があり、実戦的な変化球もマスターしていますが、打者寄りに球を離す事ができるようになると一段上の投球を実現できるはずです。


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