STANDING TRIPLE

らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

2018年05月

天王山②



平成30年度の春季リーグ戦は中京大の優勝に終わりました。

【20日の結果】
【21日の結果】

優勝のかかる大一番で先発マウンドを託されたのは2年生左腕の山本一輝投手(東郷高校卒)。
※写真は19日に撮影したものです

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控えやベンチ外にも140km/h級の投手を多数揃える強力投手陣の中で見事に台頭し、チームを神宮へと導きました。
栗林投手(名城大)との投げ合いを制す形での勝利となったのでかなり自信がついたのではないでしょうか。


バッターボックス手前で鋭く割れるようなスライダーを主体とした大型左腕で、高校時代と比較すると下半身に厚みが増しまています。

下肢主要三関節が揃わないステップの形に課題を残しますが、上体を狭く使った"叩くリリース"を実現できている辺りに非凡なものを感じます。
果たして神宮でも出番は巡ってくるのでしょうか?

 

投球メカニクスに関するコンテンツを作成する事にしました

Twitterの方に投球メカニクス(フォーム)に関する質問を頂く事が多いので、試しにコンテンツを作成してみようかと思っています。
色々な書籍を読んだり、ネットで調べた知識を編集した程度の物になると思いますが、専門用語などを噛み砕き出来るだけ平易な内容のものにして行こうと思います。
日常生活の合間にちょくちょく書いていく感じになると思いますので時間がかかると思いますが、プレーヤー、観戦者の双方にとって少しでも役立つものにしたいと思います。

noteの方で作成するので古くなった知識や誤っていた知識は逐次アップデートして行きたいと思います。
よろしくお願いします。

note

こんな感じで書いていきます。


 

天王山①

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5月19日の直接対決は引き分けという事になりました。


先発した栗林投手は延長10回を投げ被安打8、失点5、奪三振9という内容のピッチングでした。
序盤に浴びた3ランは強風に流されてのものだったので然程気にすることも無いと思いますが、
延長10回裏に無死から連打を浴びて失点した事は今後の課題と言えるのかも知れません。
味方から2点の援護を貰った後だったので手痛い失点だったと言えます。

最終学年に入ってからの栗林投手は実戦派へとシフトした印象が強いのですが、
投球メカニクス的にも進化を遂げた印象が有ります。
以前にも書いたように縦の角度が付くリリース角になっているように見えますが、
それに伴って並進からの回転が速くなったような気がします。


リリースの瞬間を撮影しようとすると、このカット↓ばかりが撮れてしまうんですよね。

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上体が横に広がらなくなったことで回転軸のスピードが上がったのだと思われます。
昨年度よりも平均球速が下がっているのに集中打を浴びなくなった理由の一つかもしれません。

それに加えて重心移動が上手くなったような気がします。
以前はフォロースルーで軸足が三塁方向へ落ちて左脚に上体が乗っかっていない印象があったのですが、
今季は軸足が大きく跳ね上がってスパイクの裏がしっかり天を向いています。

まだ力勝負を挑むと開きの大きい横振りになったりもしますが、
投手としての奥行きは確実に広がっていると思われます。





5.19


という訳で瑞穂に召集されました。
これって「瑞穂に来て欲しい」じゃなくて「お前はウザイから瑞穂へ行け」という意味で票が集まったんじゃないかしら(苦笑)
基本スタンスとして永世中立観戦者なので全ての選手とチームを応援しています。皆様のご健闘をお祈りしております。

ちなみに明日の天気
中止にはならんやつかな?





学生野球を見ていて思う事







日大アメフト部のラフプレーが社会問題になっていますが、これって事件を起こした当事者だけの問題じゃないと思うんですよね。僕は大学生の野球を見る事が多いのですが、ベンチからプレー中の選手に罵声を浴びせている指導者というのは一向に減る気配がありません。そういうチームが快進撃を起こして秀でた結果を出しているのを見た記憶が無いのですが気のせいでしょうか。「四球を出すな」「エラーをするな」みたいな精神論を試合中に振りかざす指導者も居ますが、そんなのは練習の段階で潰しておくべきことで今ここでそれについて発言している自分の指導力を恥じるべきだと思うんですよね。そういうことを言う指導者の人が四球を出さない為のピッチングワークや投球メカニクスを選手に語れるだけの知識を持っていると思えないし、その精神論がまかり通るなら采配ミスをした時には選手に謝罪しないといけなくないですか?年長者が絶対という価値観を切り崩し選手と共に歩んでいける指導者はレア人材なので喚き散らしてるだけの指導者より結果が出やすいと思うんですけど、どうでしょうか?文頭のネタと論点がズレてしまった気がしますが、学生スポーツにおける指導者と選手の関係性にも変化が出てきて欲しいなと常々思っています。




第67回全日本大学野球選手権大会



Twitterのフォロワーさんが在籍している大学も全日本出場が現実味を帯びてきているみたいで楽しみです。
九州地区南部の力関係は不明ですが去年は熊本地区代表の東海大九州が全日本に出場したんですね。
広島大学は現在4位の広島経済大学から勝ち点を挙げれば全日本出場という事なので期待大です。
広島六大学代表は一回戦の開催日が愛知大学野球連盟代表と同日みたいなので現地観戦できるのではないかな?

愛知大学野球連盟代表の対戦相手は八戸学院大学が有力ですかね。





クライマックス




という感じのようです。名城大は2連勝必須という事なので今季最高に気合の入ったスーパーサイヤ人仕様の栗林投手の投球が見れるかもしれません。
ついに4年前のリターンマッチが実現しますかね。大塚投手も名城大野球部に在籍しているのでここで出てきてくれたら完全に同窓会ですね。

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一方の残留争いは東海学園大が一歩リード。4年前に全国ベスト4まで進出した愛知学院大もここのところは元気が無いですね。かつての輝きを取り戻して欲しいところです。





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主に愛知県のアマチュア野球に関する観戦記です。 一般人による運営ですので内容に誤りがある事を前提として閲覧してください。 又、公開に関して問題があるようでしたらコメント等にて一報いただければすみやかに対処させていただきますので宜しくお願いいたします。
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