2019年05月

明日から入れ替え戦

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福本勁信外野手(4年 北陸)

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濱元大希(4年 豊川)

今年の入れ替え戦は1部6位校の愛知学院大学と2部優勝校の愛知産業大学とで争われます。2015年秋季シーズンと同じ対戦カードになりました。
前回の対戦では当時1年生だった黒野諒太郎選手が右中間に満塁ホームランを打ったりしましたね。


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その満塁弾のスイングです

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当たるかどうかはともかくとして、予想ぐらいは立てられるのが例年の入れ替え戦なのですが今回は本当にわかりません。

※ちなみに最近の予想結果は

15年秋 愛産大昇格と予想→的中
16年春 どういう予想をしたか覚えていません
16年秋 愛知大昇格と予想→的中
17年春 東海学園大昇格と予想→的中
17年秋 どういう予想をしたか覚えていません
18年春 至学館大昇格と予想→不適中
18年秋 愛工大昇格と予想→的中

という感じで記憶を書き換えてなければ結構当たっています。


両校のキーマンを挙げるとすると、愛知学院大学→福本勁信選手、愛知産業大学→濱元大希選手になります。共に今季から主将を務める4年生選手です。リードオフマンタイプの福本選手は出塁率が高く、塁に出たら高確率で生還して来ます。昨春の入れ替え戦でも存在感を示しており、今回の入れ替え戦でも愛産大バッテリーを苦しめるのではないでしょうか。課題のプルヒッティングも克服している感が有り抑え込むのは容易ではありません。一方の濱元選手は体格が示している通りホームランを打てる強打者です。1部リーグ在籍時(2017年春季)にはシーズン6HRをマークしており、先日のプレーオフ(日福大戦)でも三試合連続でタイムリーヒットを放っております(1HR含む)。打撃だけでは無く、精神面においても「チームを引っ張ろう」という意気込みが感じられます。入れ替え戦に掛ける思いの強さは人一倍ではないでしょうか。

他にも注目選手は居ますがキリが無いのであと一人だけ挙げるとすると愛知学院大学の佐藤良明投手です。昨春の入れ替え戦では"負ければ2部降格"という重圧のかかる試合で完封勝利を挙げ、チームの残留に大きく貢献しました(当時1年生)。今シーズンの開幕カードでは中京大からも白星を挙げており、今後の愛知学院大を引っ張って行く存在だと思います。


ちなみに2部と3部の入れ替え戦は名古屋経済大学と名古屋大学との間で争われます。名古屋大学は松田亘哲投手が好調という事なので、この大一番でどのような投球を見せてくれるのか楽しみにしたいです。




藤原直也投手(日本福祉大学)

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.474



開幕前に一押しとして紹介した三村政喜選手(東海学園大学 4年)が首位打者を獲得しました(僕は本塁打王候補として紹介していたのですが)。 打率.474(38打数18安打)という驚異的な数字を叩き出しましたが、単打狙いの当てに行くスイングでは無くゾーンに来た球を強く叩くタイプだという事も付け加えておきたいです。トップバッターなので一塁の駆け抜けタイムもそれなりに速いのでしょうが(未計測です)、右打者なので内野安打は稼ぎにくいはずです。その条件でこの打率を叩き出した事には高い価値が有るのではないでしょうか。

打撃モーションを簡単に考察いたします。
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・軸足股関節の内転(軸足の内側体重)

C73A2544
・トップを早く作る意識(ヘッドが投手方向へ傾く)
・軸足に上体が乗る
・浮かせた左脚が体の内側に入らないので懐が深い


C73A2548
・両目で投手方向を見る
・腕がほぼトップの位置に入る 
・右の尻を少し投手方向へ向けるように軸足股関節の内転(内側体重)をキープ
・軸足のパワーポジション(骨盤を前傾させ臀部とハムストリングスの力を使う準備)


C73A2550
・軸足股関節の内転(内側体重)をキープ
・左の股関節を内旋させ(内へ捻る動き)鋭く踏み込む為の準備をする(※バックステップ気味の踏み出し)

C73A2551
・伸張反射を起こす為に腹筋を斜めに割く(捻転差)
・右肩甲骨を内に寄せて右腕を体幹にくっつける


C73A2552
・踏み込みの反力によって下半身を一気に開かせて骨盤を投手方向へ正対させる
・ヘッドステイバック(左脚が回転動作の軸になる)
・軸足に重心を残さず両膝を接近させる(スパイクの裏を捕手に見せる)
・右肩甲骨は内に締めたままにして体幹の回転によってヘッドを走らせる


C73A2553
・体幹の伸展によってフォロースルーを大きくする
・前が大きいスイング軌道 

C73A2554
・軸足伸展による押し込み


まとめ
鴻江理論でいう「あし体」に一致する打撃フォームです。5枚目の写真を見るとわかりますが、下半身が開きにくいタイプだと思われます。その為に3~4枚目の写真で左脚を内旋させて下半身を開かせに行く準備(骨盤を鋭く回す準備)をしています。歩幅を狭くし、軸足を前へと寄せて行く事(重心を前へと持っていく)で骨盤が投手方向へ正対して行きますが(両股関節と両脚内転筋を上手く使って下半身主導のスイングを実現させています)、この際に「骨盤→臍→バット」の順で前に出て来るので外角の球にも体が寄って行きます。ゾーン全体を力強くコンタクトして行ける理屈はその辺りになるのですが、腹筋の伸張反射(捻転差)を利用している事と押し手(右腕)を体幹と一体化させている動きを使えている事も大きいと思います(テニスで言うフォアハンドの理屈ですね)。

この打ち方であれば、ボールを長く見れますし前に誘われたとしても強く叩けます。下半身が開きやすいタイプの打者にはマッチしないかもしれませんが、アマチュア選手の教材と言えるような打ち方ではないでしょうか。今季は東京六大学野球連盟や関西学生野球連盟の試合も観戦しましたが、同じぐらい洗練されている打ち方の打者には遭遇しませんでした。秋季もズバ抜けた成績を残して有終の美を飾って欲しいものです。





プレーオフ三戦目




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プレーオフ三戦目は現地で見れませんでしたが、愛産大が勝利して入れ替え戦行きを決めました。プレーオフの勝因は色々あると思われますが、二戦目以降で日福大打線を散発に封じ込んだ(二戦目以降は20イニングスで被安打7)バッテリーの修正力もその一つになりますでしょうか。16安打を許し8失点を献上した一戦目は「肉を切らせて骨を断つ」の"肉を切らせた"状態だったのかもしれませんね。実際のところはどのような要因によって日福大打線を抑えられたのかはわからないところですが、プレーオフの三戦全てでマスクを被った間瀬拓海捕手(3年 愛知黎明)の手腕によるところもあったのでは無いでしょうか。入れ替え戦での戦いぶりも楽しみにしたいです。

ちなみに間瀬捕手は木原投手、野瀬遊撃手(共に東海学園大学)と愛知黎明で同学年だった選手ですね。1部リーグでの再開なるか。



プレーオフ二戦目



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「どっちも負けて欲しくない」と思えるような熱い試合でした。決勝タイムリーを放ったのは主砲の濱元大希選手。今季から主将を務めている事もあって守備につく際は積極的に声掛けをしています。主砲という事も有り相手チームのバッテリーから厳しくマークされる存在ですが、間隙を縫うように強烈な一打を放ち、今カードも印象に残る活躍を見せています。 プレーオフが始まる前は打ち合いを制した方が勝つような対戦カードだと思っていたのですが今のところはそうなっていませんね。初戦を見た感じだと日福大の連勝であっさり終わるのかと思っていたのですが、今日の試合は淡白な攻めに終始してしまい勢いを止められてしまった感が有ります。チーム全体の打撃を修正して来れるかどうかが鍵になりそうですね。




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