ここまで奇麗に右脚一本で立てるのは体幹が強い証拠ですよね。
愛知大学リーグ、国立大左腕の松田(名古屋大)に部長級含めプロ球団スカウト7球団8人、テレビ局、スポーツ紙など。初回最速は145キロ。
— 尾関 雄一朗(野球雑誌ライター) (@ozeki_yuichiro) August 31, 2019
開会式後は【国立の星】名古屋大学 松田投手の取材へ!
— 梅本 憲(ベースボールライター) (@weedsspirit211) August 31, 2019
9イニング1失点16奪三振の素晴らしい投球内容😊
視察に訪れたNPBスカウトは何と7球団!
どのスカウトにお話を伺っても、「強い球を投げれる」と高評価でした⚾
ドラフトまでアピールし続けて欲しいですね🎵#名古屋大学#松田投手#国立の星 pic.twitter.com/RewKe8cqb7
大学野球は岐阜県リーグがあす24日(土)、愛知大学リーグが来週31日(土)に開幕します。今秋のドラフト候補で、大学最後のリーグ戦でプロ側へアピールしたい伊藤健太(中部学院大)、松田亘哲(名古屋大)の両4年生投手について『中日新聞プラス』で紹介しています→ https://t.co/bO7OzYYnq5
— 尾関 雄一朗(野球雑誌ライター) (@ozeki_yuichiro) August 23, 2019
愛知大学野球の2部リーグ、それも国立大学からドラフト1位指名が有力視されていた七原優介投手(名古屋大学→トヨタ自動車)の大学最終シーズンから5年の時を経て、今度は2部リーグよりも更に下のカテゴリーに位置する「3部リーグ※失礼だと思いますが愛知の3部リーグはプロ球界の一万光年彼方に存在するレベルと言っても差し支えが無いと思います」から国立大学所属のドラフト候補生が現れた訳ですが、この松田亘哲投手は「3部リーグ所属かつ国立大のドラフト候補」という肩書だけに留まらず「最速148km/h左腕」「黒縁眼鏡がトレードマーク」「高校野球未経験※バレー部」etc.と個性が交通渋滞を起こしてしまっているようなの超ド級のレア人材な訳でして、プロの一軍マウンドに上がった時のインパクトで言えば他の追随を許さないような立ち位置にあると思われます。
コンスタントにプロ選手を輩出し、1部リーグとも然程実力差が無い2部リーグならまだしも「勝って当たり前」「抑えても凄みが伝わりにくい」と思われてしまうような3部リーグ所属故のハンデを抱えながらの登板が続くので、デメリットが多いように感じてしまう状況でも有りますが、"一般就職への逃げ道を断ってのプロ志望"という不退転の決意を持って臨んでいるそうなので、最終的にはその覚悟の違いがモノを言うような気がします。
思えば松田投手におけるファーストインパクトは大学2年生秋季シーズン・同朋大学戦での完封勝利だったと思います。その頃は「眼鏡左腕」ぐらいの異名でしたが翌春辺りから(大学3年生時)「高校野球をやってないらしい」「140km/hぐらいの球を投げている」という怪情報が漏れ聞こえて来てジワジワとその存在感を増して行くようになりました。当時の印象としては「速いけど制球難、流石にドラフト候補では無いかなぁ」という感じでしたが、そこから見る度に良くなって行き、一冬を越した大学4年の春季シーズンでは「滑り込みでプロ入りが有るかも…」という可能性を抱かせるようになりました。今年のドラフト会議は10月17日に行われるそうなので、あと一か月と二週間程しか時間が残されておりません。プロ入りを決定付ける様な最後の一押しが欲しい所です。松田投手の投球を初めて見たのは大学2年生の春季シーズン(入れ替え戦)だったと思いますが、そこからの上昇曲線の描き方はまるで漫画の世界のようでした(というより漫画でも見たことが無いキャリアですね)。吉報が届くのを待ちたい。