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今年1年間、大学野球を見ていて、「やっぱり七原投手って凄かったんだな~」、と思わされる事がしばしばありました。
当時は「七原が凄いと言っても、所詮2部リーグの話でしょ?」という感じで愛知の下部リーグを侮るような声を耳にしましたが、
それに関しては腑に落ちないところがあるなと思っていました。というのも、愛知大学野球連盟には28もの大学が名を連ねており、
これは他地方の連盟と比較してもかなりの大所帯にあたります。関西地方にあるいくつかの連盟を例に挙げてみると、
関西学生野球連盟→6校、関西六大学野球連盟→6校、阪神大学野球連盟→18校であり、
愛知の28校と比較すると10校以上少なかったり半分以下校数で構成されている場合がほとんどです。
愛知の校数であれば2つ以上の連盟に割って運営されていてもおかしくない話で、
愛知の2部リーグに所属してる大学の中にも他地方の1部リーグにあたるぐらいの実力を持つ大学があると見ても
あながち間違いだとは言い切れない部分があると思います。
それらを踏まえると、愛知の1部6校に名を連ねて神宮枠を勝ち取る事の難しさを理解していただけるのではないかと思います。
校数=レベルという図式が必ずしも当てはまるわけではありませんが、
下部リーグ=レベルが極端に落ちるという単純なものでも無いと思います。

 では、愛知大学野球連盟2部リーグのレベルが高いのかと言われたら、
これはなんとも言えないところで(話がややこしくなるがな)
凄いと思わされる部分とそうでない部分がある、不思議なカテゴリーなのではないかというのが私見になります。
高校野球でも見ないようなお粗末な守備の乱れがあったかと思うと、
ドラフト候補級の投手が打ち込まれてノックアウトされたりするような事もあり、
その辺りの混沌とした「よくわからない感じ」が愛知2部リーグの個性、魅力なのでは無いかと感じています。

 来年度からは愛知学院大が2部に加わるということでますます熾烈になりますが、
その愛知学院大も2部の魔界(?)に引きずり込まれて苦戦するような事になるのかもしれません。
1シーズンで1部へ復帰出来る程甘くはないと思っていますが、果たしてどうなりますでしょうか。
来春の楽しみとして待ち望みたいと思います。