1部リーグ
中京大学14ー3愛知学院大学
中部大学7ー1東海学園大学


2部Aリーグ
星城大学6ー4名古屋商科大学
名古屋産業大学5ー1愛知工業大学
名古屋学院大学6ー3名古屋大学


2部Bリーグ
愛知学泉大学2ー1愛知東邦大学
至学館大学5ー3愛知産業大学
日本福祉大学2ー0同朋大学

3部Aリーグ
愛知淑徳大学 6−5 愛知教育大学

3部Bリーグ
名古屋市立大学 2−5 名古屋工業大学
南山大学 1−2 大同大学


1部リーグは中京大学が愛知学院大を相手に快勝。開幕からの連勝を3つに伸ばし、同じく無敗(4連勝)の名城大を追うような形になっています。愛知学院大、東海学園大はいまだ勝ち星を挙げられない苦しい状況に。
2部Aリーグは名古屋学院大が開幕から4連勝で首位をキープ。追う名古屋産業大も勝利し2部Aリーグはこの2チームが優位な状況となっております。2部Bリーグは日本福祉大と至学館大が勝利を挙げて同率首位。2部リーグはフレッシュな顔ぶれが上位に名を連ねています


C73A6042

今日は名古屋学院大と名古屋大の試合を観に行ってきましたが、約1時間50分という短い試合時間だった事が物語っている通り両チームの先発投手が素晴らしい投球を見せました。今日の勝利で開幕から3連勝となった谷口投手(名古屋学院大)はかつての竹中大智投手(東海学園大→和合病院)を彷彿させるような速球派のサイドスロー、対する松田投手(名古屋大)は本格派タイプの左オーバーハンド。隙の無い投球で失点の気配をまるで感じさせない谷口投手に対して、ピンチを凌ぐ度にパワーアップしていく松田投手といった感じの投げ合いになりました。6回までを両チーム無得点で迎えた7回表、松田投手の快投に応えるように名古屋大がスクイズで先制。「無敗の名古屋学院大から金星を挙げるのか?」という流れになりかけていた7回裏、名古屋大の野手陣に凡ミスが重なり名古屋学院大が逆転。松田投手は7回途中で降板となり、名古屋学院大が勝利(最終スコア6-3)しました。

3S9A1036

局地的に注目を集め始めている名古屋大の松田投手ですが、名古屋大の投手としては七原優介投手以来と言えるような球威のサウスポーです。ドラフト候補として名前が挙がってくるような感じでは無いですが、角度の付いたストレートは恐らく140km/h級で非常にテンポが良く、攻撃に流れを持ってくるような投球を見せます。小柄な体を躍動させるようなメカニクスとピンチを凌ぐ度に吠える姿はどことなく生田目翼投手(流通経済大学→日本通運)を思い起こさせます。眼鏡をかけているというわかりやすい特徴もあるので、これからは知名度も上がっていくのではないでしょうか。高校時代に話題にならなかったのが不思議ですが、当時の大会誌などを見ても名前が見当たりません(江南高校出身だそうです)。経歴にも謎が多く、どのような存在になっていくのか楽しみです。