真夏の祭典(?)、愛知大学野球連盟選抜チームと中日ドラゴンズ(8月20日開催)との交流戦が終了しました。8月14日にも東海地区社会人野球選抜U-23との交流戦が行われましたが、それぞれの試合スコアは4-2、1-1という結果で格上相手に1勝1分という歴代最高の結果で終わりました(多分)。 ちなみに愛知の大学生と中日ドラゴンズとの交流戦は2011年から行われ通算成績は3勝5敗だったはずです。2011年は名城大が単独で挑み、2012年からは連盟選抜チームが結成されるようになりました(ちなみに2012年は中止だった記憶が有ります)。

結果が物語っている通り、登板した10人の投手それぞれが格上相手に好投し、野手陣も個性を発揮したと思います。秋季リーグに向けての観戦ポイントが明確となった良き交流戦になったと思います。 そういう訳で、目を引くような活躍を見せた選手は何人か居りましたが、その中の一人は和田佳大遊撃手(中京大学 4年)だったと思います。


試合結果をまとめてくださっている方のツイートですが、27のアウトカウントのうち9つを和田遊撃手が捌いており(併殺含む)、抜群の安定感を発揮しました。この日は然程、トリッキーなプレーは有りませんでしたがワンミスで内野安打になってしまう遊撃守備の難しさを考えると素晴らしいパフォーマンスですよね。イニング間の送球練習の時から脚がしっかり動いており調子の良さが伺えました。ちなみに8月14日の社会人選抜との試合では捕球から送球までが一連の流れで行われるようなファインプレーを連発し、大学日本代表候補に選ばれた所以をまざまざと見せつけてくれました。ダイナミックというよりは「堅実」「いぶし銀」なタイプだと思いますが、今の和田遊撃手なら一、二試合のうちに一つは唸らせるような美技を見せてくれると思います。中京大学の試合を観戦する際は遊撃手に要注目です。

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両腕が交差するスローイングが特徴的ですね。
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