これまた尾関雄一朗さんのピックアッププレーヤーです(笑)。今夏にプロ注目の左腕として一躍名を挙げた存在ですが、観戦した試合の中で最も目についたポイントは洗練された"投球フォーム"です。 高校球児、それも公立高校の投手となると投げている球そのものは良くても、投球動作内における全身の連動性や下半身の使い方に課題を残している事が多いのですが、この高木投手は"今すぐプロの中に混ぜても見劣りしない"ぐらいに完成された投球フォームをマスターしています。 ストライド幅が狭く、概ね縦型なところなんかは山口鉄也(巨人)にそっくりです(肘の高さは異なりますが)。 変化球の持ち球は6種類という事で、こちらも公立高校の投手としては稀にみる球種の多さです。 今夏は5回戦(対東邦高校)で力尽きましたが、この先の活躍に期待の持てる存在です。
余談ですが、この高木投手を含む、山本一輝投手(東郷→中京大1年)、田村稜投手(豊野→地元大学に進学予定)らの公立校高校出身の大型左腕達が来年度からは愛知大学野球連盟にて凌ぎを削るんですよね。 パロマ瑞穂球場での直接対決が実現したら胸熱ですねぇ。