引き続き、2022年に見たドラフト候補で印象に残った選手について書いて行きます。
春季リーグ、最大のインパクトは澤井廉(中京大学 4年)の二打席連続ホームランですね(4月16日愛知工業大学戦)。
実は三打席目もレフトのフェンス際まで飛ばしていまして、あわや三打席連続ホームラン。
神宮球場ならスタンドインしていたかもという一打でした。
三打席目の連続写真
右の脇腹を縮ませてレッグアップ
右足で探るようにボールを呼び込みます。
右脚で球との間合いを測って身体の近くまで呼び込みます。
インパクト後ですが、左足が後ろに残って骨盤が回り切っていません。
逆方向の打球なので骨盤は投手方向に正対しにくいのですが、それでも体幹の回転は不十分かもしれないですね。
胸をしっかり回して左の肩が顔の下に入ります。
下半身が回り切らない中で打球を押し込めている理由でしょうか。
フォロースルーでは左脚を伸ばして身体を前へと送れていますね。
澤井選手の課題は常にホームラン狙いで軽打によるチャンスメイクの意識があまり見られない事でしょうか。
全打席ホームランを狙うよりもホームランボールを誘うような"撒き餌"になる打撃を取り入れると結果的にホームランが量産出来るような気がします。
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今年の愛知は最速150km/h超の投手が次々に現れてストレートの平均球速は歴代最高レベルだったと思われます。
左腕でも最速145km/h超の投手がチラホラ現れてますが、それでもドラフト候補として名前が挙がって来ない時代なんですよね。
今年の大学四年生では中部大学の茶谷琉斗投手(4年)が毎試合のように145km/hを計測しアベレージでも140km/hに乗りそうなスピード能力を誇っています。
主な持ち球はスライダー、フォーク(スプリット?)など。ボールに強度があり高めのストレートで捻じ伏せるような場面も見受けられます。
4勝0敗 防御率2.39と数字的にも好成績を残しており、連戦連勝だった名城大にも土をつけております。
「勝てる投手」というところでは愛知の大学生では屈指の存在です。
4勝0敗 防御率2.39と数字的にも好成績を残しており、連戦連勝だった名城大にも土をつけております。
「勝てる投手」というところでは愛知の大学生では屈指の存在です。
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