セットポジションから始動。
目線を三塁側へ向け上体の突っ込みを抑えます。
左膝を胸まで上げ、顔を捕手側へ向けます。
ここで両手を割ります(ハンズセパレーション)。
ヒップファーストと呼ばれる動作に入りますが、右半身の傾きが甘く両肩がほぼ水平です。
ヒップファーストで両肩のラインが水平になり、右の股関節に体を預け切れなかった事も有り、右の股間に入る皺が浅くなっています。(お尻が下がっている為、脚が長く見えません)
頭の移動もやや早く、左半身へと寄っています。
頭の真後ろまで右手が上がっていますが、この際に左の胸が捕手側へ向き始めています。
グラブも腰まで下りていますし、開きが早くなっています。
右膝が折れた状態でリリースしているので左股関節への体重移動が甘くなり、ボールに体重が乗り切りません。
投げ終わりでの背骨の回転が甘くなっています。体幹を回して右腕を末端加速させるという観点で言えば不十分です。
割と課題点ばかりを挙げましたが、現行のフォームでも145km/h付近をコンスタントに計測します。このフォームを撮影した試合では(7月4日TDK戦)8回を投げて被安打5の無失点。奪三振は3に留まりましたが108球の省エネ投球で勝利投手に。108球のうち72球でストライクを取り試合を優位に進めました。
投球に訴えかけるような凄みは有りませんが、破綻のない安定感は高評価を受けそうです。岡野祐一郎投手(東芝→中日ドラゴンズ ドラフト3位)に近い立ち位置でしょうか。
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星槎道都大 渕上佳輝 (投)(堀越)#2019大学野球選手権 pic.twitter.com/5GBUJwr3zA
— ふぃず (@pyz9) October 12, 2019
YouTubeに動画をアップしました。
なんでこんなに画質が悪いんですかね・・(笑)
全然関係ないのですが黒原投手のフォーム動画が5000回も再生されていてビビりました。YouTubeでは(でも)クソ雑魚なので5000回でも自分的にはビビるんですよ。
フォームを撮影してアップしただけなのでそこに大した価値は無いわけですが。
フォームを撮影してアップしただけなのでそこに大した価値は無いわけですが。
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— ベースボール・マガジン社【販売部】 (@bbm_hanbai) July 14, 2021
週刊ベースボールの7月26日号には渕上投手の記事も掲載されています。
高校・大学・社会人のドラフト候補が多数掲載されていて、週刊ベースボール独自のランク付けもされています。今後の試合観戦のお供に最適な一冊で私も参考にさせてもらっています。