近畿大学

谷川刀麻外野手(近畿大学)

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星稜高校(甲) 外野手兼内野手 右投左打 176cm 77kg
大学通算成績(2019年春季まで)82試合 打席 302 84安打 43打点 6本塁打 打率.278






ライナーで野手の間を抜く中距離ヒッター。センスに加え振り切るスイングを習得。(野球太郎No.032)

プレーで引っ張る強肩強打の主将。右投げ左打ち。体勢を崩されてもスタンドインさせる巧みなバットコントロールと鋭いスイングが魅力の外野手。
春のリーグ戦では2本のホームランを放つなど長打力があるのも持ち味だ。今季も彼の打撃に注目が集まる。
元投手で140キロ超を投げていた彼の外野からのレーザービームは一見の価値あり。
主将としてチームをまとめ秋連覇、全国制覇に向け闘志を燃やす。
(関西学生野球連盟パンフレットより)




打撃フォーム(2019年秋季リーグ戦)
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一塁方向からのアングル
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2019年春季シーズン
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パンチ力が強みで大学最終シーズンの今季は四番打者も務めています。コンタクト能力に優れるシュアなヒッターというよりは強い打球で野手の間を抜くタイプだと言えそうです。やや荒さを感じるスイングですが上手く引っ張り込んだ時の打球にドラフト候補としての凄みを感じます。正面から撮影したものが凡打のシーンしか無いので参考にならないと思いますが簡単な考察を。

構えからトップに入るまで軸足の股関節内転をキープ出来ており、両目で投手を見据えています。トップでは割れも作れており理想的な流れで振り出しに入れていると思います。振り出しからインパクトにかけてですが、ヘッドが横から出ており下半身の回転も甘いので外角を強く正確に叩けないように見えます。又、インパクトからフォロースルーにかけては引き手(右腕)が壁のようになっている事が有り、ヘッドを返すような形でインパクトしています。ミートポイントがズレた時に修正が効きにくく、外寄りの球を引き込めません。体から遠い所でバットを操作しているのも気になる点で大学通算打率が3割を切っている理由はこの辺りになりそうです。50m走は6.0秒(一塁駆け抜け4.1秒付近)の俊足で投手として最速148km/hを誇る強肩という事なので、もしドラフト指名されるという事なら身体能力を買われてのものになると思います。大学で左翼手というコーナーポストを務めている辺りからして守備が強みになるのかと言われたら微妙なところですが今季は三塁手としても出場しており高いユーティリティー性は武器になりそうです。打者育成力に定評の有る球団に指名されて数年後に1軍戦力と言うのが現実的な未来像でしょうか。※下位~ボーダークラス






直接対決

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唐突ですが関西学生野球連盟のドラフト候補対決を見て来ました。近畿大学の村西良太投手は春季も見ていますが立命館大学の坂本裕哉投手を見るのは今回が初めてでした。 どちらも現実的なドラフト候補という事もあって投手戦の展開になりましたが、9回を投げ切り無失点に抑えた坂本投手の勝利という形で幕を閉じました。どちらかと言うと坂本投手の方からより相手(とプロのスカウト)を意識しているような空気を感じましたが、試合後に報道された内容からしても気合の入った登板だったようですね。2020年度のドラフト1位候補として知られる佐藤輝明選手(近畿大学)との対決では特に力が入っており、ねじ伏せに行くような高めのストレートで空振りを奪うシーンもありました(佐藤選手との対決では自己最速のタイ148km/hもマークしました)。投球全般としては非常にテンポが良く、制圧するようなピッチングが出来ていたと思います。ほんのりですが西純矢投手(創志学園)が発しているものに近いような熱を持った投手に見えました。

一方、敗戦投手になった村西投手ですが最速147km/hをマークし、その能力の高さを伺う事は出来ました。左打者をズラリと並べて来た立命館打線に苦しめられました部分も有りましたが、ここ一番での粘りを見せる投球で中盤戦まで試合を作りました(唯一の失点は本塁打によるもの)。135km/h付近の球速で縦にストンと落ちる絶対的な球(挟んでいる様子があったのでフォーク系だと思われます)で空振りを誘えていましたし、左打者に対する組み立ての方にもこなれたものが有り140km/h台のストレートを使って上手くカウントを整えていました。球を前で離せない投げ方と言う事もあってか対角のコースに強いストレートを持ってこれてなかったように見えたのは気になりましたが、その他の持ち球には魅力があるので順位縛り等が無ければ中位付近で指名されると思われます。タイプ的に近い津森宥紀投手(東北福祉大学)との比較で言えば、ボールの切れと威力ではやや劣るものの、まとまりに関しては村西投手の方が上ではないかと感じます(村西投手も割と荒いんですけれども)。先発投手としては、ややテンポが悪く主導権を握りにくいような投球をしますがプロではリリーフ起用が予想されますので、そこまで気にする必要も無さそうです。次回の記事では坂本投手についての考察を書いたみたいと思います。






村西良太投手(近畿大学)

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村西良太投手(近畿大学 4年) 174cm72kg 右投げ左打ち 津名高校卒
2019年度のドラフト上位候補です。 



村西 良太(近大)|ドラフト・レポート


連続フォーム
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クイック時
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最大加速期
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最大外旋位
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リリース
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一塁側から見たリリース
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テイクバック(正面) 
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トップ(正面)
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リリース
(正面)
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4月26日に関西学生野球連盟の公式戦を観に行きました。
最速152km/hを誇る本格派・村西良太投手(近畿大学 4年)の投球を見る事が出来ましたので(京都大学との一回戦)簡単な寸表を。

投球フォーム
セットポジションから始動し並進(サイドステップ)の最中に頭部が捕手方向へ移動して行く前重心のタイプです。後ろに重心を残さないので軸足の伸展→内旋が早めに起こりますが、左脚を「くの字」に折って着地への溜めを作ります。「でんでん太鼓」のように上体の捻りを加えた後に爪先から接地して行きますが、この際に右腕はトップの位置まで上がっています(早めのトップ→〇)。テイクバックで両側肩甲骨を大きく開けているので、胸が張った形のトップになっています。ここからの投球腕の動きとしては、トップで「回内(前腕)内旋(上腕)」、最大加速期で「回外(前腕)外旋(上腕)」の動きを実現できておりサイドハンド(スリークォーターですかね?)ながら上から叩ける使い方になっています。ここまではベストと言えるフォームですが気になるのはここからです。リリースで左股関節の曲がりが甘い為(歩幅が狭い)、上体が倒し込めずに立ち投げになっています。左腕を真っすぐ縦へと引くような動きを使えていないのも(グラブを高い位置で体に押し当てている)上体の回転を阻害している原因だと思います(せっかく左肩甲骨の開きと閉じの動作を使えているのに勿体ないですね)。その為に腕が最後まで走らず、フィニッシュで体に絡んで来ません。ただ、小柄でスケール感に欠ける体格から最速152km/h(ちなみにこの日のストレートは常時140km/h~145km/hで最速146km/hでした)のストレートが投げられる所以も恐らくここに有り、並進の勢いを左半身全体を使ってブロックする事で投球腕を走らせているのだと思います。※ちなみにクイックモーションではフリーフット(片脚支持)で左膝を高く上げない形で並進(サイドステップ)へ入って行く感じになります。

全般
左半身の引き込みによって、右腕のスイングを導くような上体の回転動作を使えていない事が仇となっている印象を受けます。左半身を上手く使えていない為、投球腕の手先に頼ってコントロールしようとしており球がバラつきます。アマ球界のゾーンならストライクは取れますし、大学生打者が相手であればボール球に手を出してくれるとは思いますが、プロではストライクが取れずに苦しむ可能性が有るように思われます(立ち投げ気味の為、ボールが高めに集まるので打者は高めに張って来るのでは)。又、球持ちが悪いので変化球の軌道に山が出やすく、曲がりが早くなるような事も懸念されます。腕が最後まで振れていないのも災いし、ストレートと変化球の見極めもされ易いような気がします。これを欠点と取るか伸びしろと取るかで評価が分かれると思われますがアーム投法という訳では無く、股関節周辺の硬さ(使い方)だけだと思うので修正が難しいタイプでは無いはずです(リリース~フィニッシュ以外の動作は洗練されていると思います)。クイックのタイム、牽制、フィールディングに関しては調査不足なので割愛します。

総評
どう捉えるか難しい存在ですが、修正可能と判断するのであれば今秋のドラフト会議で指名する球団は有りそうな気がします。ただ、今の投げ方をプロでも続けて行くのであれば、制球難と故障リスク(腕が最後まで走らないので肩等に負荷がかかっているかも)が懸念されます。色々言いましたが、小柄のサイドハンド(スリークォーターですかね?)としては出色のスピード能力を誇る逸材なのは間違いないので、大学最終学年でのアピールに期待したいですね。再び神宮のマウンドに立つ姿が見れるのを楽しみにしたいです。




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