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高野脩汰投手(関西大学 3年) 181cm65kg 左投げ左打ち 出雲商業卒
昨秋までの通算成績 9試合 41回 4勝 2敗 5責 1.10防



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関西大学の新エース(2020年度ドラフト候補)、高野脩汰投手(関西大学)に関する簡単な寸表を書かせていただきます。
4月26日(金)の対関西学院大学の1回戦の観戦レポートです

総評
ハンズセパレーション(グラブから投球腕を抜く動作)のフェーズから軸足が捕手方向へ進み始めているのが顕著ですが、軸足の伸展を主導とした並進動作が特徴的な投手です。長身(脚が長い)の強みを生かして出力を生み出しているのだと思いますが、軸足の伸展に合わせて上体も捕手方向へと押し出されています。爪先から右足を接地させる事で着地の間を作っていますが、どうしても上体が突っ込む為に頭部が三塁方向へ大きく逸れる形でリリースしています。それ故に球数が増えくると投球モーションの横振りを抑え込めなくなりストレートが頻繁にシュート回転するようになります。又、トップのフェーズでは腰椎と胸椎の伸展が強く(上から叩く意識、胸を張る為の意識等によるものだと思います)、頭部が三塁方向へ傾いています。人間の頭部というのは全体重の13%を占めていると言われています。体重65kgの高野投手であれば約8.45kg程度の重量であると思われますが、これはボウリングの16ポンドの球よりも重いという事になります。それだけ重量のあるものが横へと振られると、体のバランスが崩れてしまうので制球にも影響を及ぼしやすくなります。ちなみにこの日は9イニングスを投げて球数130、奪三振10、四球3という結果でした。それ以前の成績を見ても、試合を作るのにそれ程苦労していると言った感じは有りません。上体の回転を使った打者寄りのリリースポイント(軸足の三か所伸展も使えています)や右脚のアクセル筋群を使ったフォームの起こし上げによって、ある程度はまとめ上げられているのかも知れません。投げ終わり(上体を深く倒し込む為に帽子が良く落ちる)から次の投球に入るまでに割と間が有る為に、主導権を握っているという空気を作りにくい所も有りますが(テンポが悪い)、リーグを代表する実戦派として、今後も注目を集めそうな投手です(ちなみにこの日の最速は143km/hだったと思います。イニングを重ねるごとに球速が落ちて行く印象でした)。