STANDING TRIPLE

らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

Honda鈴鹿

松本竜也投手(Honda鈴鹿)のフォーム連続写真①

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基本的に良い動作に見えますが、投げ終わりの形に課題があるように見えます。
リリース後に右膝と腰が深く曲がって、お尻が落ちていますよね。

体格の割りに球速が上がってこない(と言っても145km/h付近は計測して来ますけどね)要因の一つかもしれませんね。

細かい話は次回に。

松本竜也投手(Honda鈴鹿)

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高卒1年目に、日本選手権で先発登板を経験したガッチリ体形の右腕。今年がドラフト解禁の3年目となる。直球は最速146キロ。ドラフト候補としては、驚くような数字ではない。自身も「出たのは、高校2年の秋で…。去年も146キロがMAXだった。寂しいです」と苦笑いするが、シート打撃で対戦したチームメートからは「スピードガン以上の速さを感じる」と言われるという。  その秘訣(ひけつ)の1つが投球フォーム。体のバランスを意識し、無駄な力を入れずに、リリースの瞬間に100%の力を放つ。「力感なく」が、松本の投球のキーワードだ。  「打者から見て、速く感じるというのは、中学時代から取り組んできたこと。これからも追い求めていく」。昨年はエースだった滝中(現楽天)の陰に隠れ、都市対抗、日本選手権での登板機会はなかった。勝負の今年は「出せるはずの力を、出し切れていない。直球の質をもっと上げたい」と意欲的に取り組む。  中日・清水スカウトは「低めに強い球を投げられる。あの球質で150キロが出たら、簡単には打てない。フォームもいいし、伸びしろがある」と注目している。「まずは、投手全員で力を合わせて結果を出したい。チームが勝てば、見てもらえる。できれば、上位指名でプロに行きたい」。日本ハム・清宮、ヤクルト・村上と同じ1999年度生まれ。「清宮世代」の右腕が、ドラフト戦線に名乗りを上げる。(中日スポーツwebサイトより引用)

肉付きの良い体格で投手としては中背です(177cm85kg)。一時期はドラフト1位候補の呼び声も有りましたが球速帯が然程でも無く、先発投手としての実績もそれほど無いので最近ではそこまで名前を聞かなくなっています。

ですが、実際の投球を見ると、なかなか特徴的でして対峙する打者の反応が常に遅れているような印象を受けます。



対中日ドラゴンズ戦、対トヨタ自動車戦の投球動画です。 割と高めに浮いてビタビタにコースに決めている訳でもないのに、打者が打ち損じたり振り遅れたりしています。 左打者の高めに入るボール気味の球で空振りを取ったり、曲がりの大きいボール球の変化球に手を出させているのを見ても、出所が見えてないように思えます。

体重移動中は右半身の側面でボールを隠し、腕を振る際には肘の使い方で出所を隠しているのだと思われます。 それに加えて縦スピン系で回転数の高いボールを投げているので見極めも難しいのかもしれません。

ストレートの球速帯は140km/h半ば程度ですが、目線を外し緩急をつけられるドロップカーブも持っており、パワーピッチャーというよりは実戦派の投手だと言えそうです。 これだけ特徴的な投球が出来るのであればプロの世界に混ざっても役割が得られるような気がします。

1位で指名されるかと言われたら微妙なところですが、4位5位での指名なら十分あり得そうです(順位縛り等が無ければ)。投球動作の考察の方も後日してみたいと思います(書き切ってない投球動作の考察がどんどん溜まっていく・・)

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肘の使い方はこんな感じですね。リリースで肘がしなっていて球持ちも良さそうですし、合わせにくいフォームなんだと思います。




着地の粘り~ヒップヒンジ


ホンダ鈴鹿の森田投手です。

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一見すると、前田健太投手や千賀滉大投手に似たようなステップに見えなくもないですが、 
ネット裏のアングルからスパイクの裏が見えていないんですよね。

一塁側から見るとこんな感じになります。

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右足の着地を我慢したいのだと思われますが、
この際に右の股関節を大きく使えていない事と頭の移動がやや早く見える事
(右の脇腹が縮んでおらず頭が本塁方向へと動き始めています)が気になります。

こうなる理由はお尻が大きく動いていないからだと思われます。

慶應大学の木澤投手は、投球動作に入る前にヒップヒンジの動きを取り入れていますが、
これにはお尻を大きく使うための意図が含まれているような気がします。

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お尻が大きく動く投手の代表例は森下投手ですね。
これにどういうメリットがあるのか一考してみると何かしら発見が有るかと思います。

森田投手は軸脚(左脚)に重心を置くとパワー発揮が阻害されるタイプに見えます。
右の脇腹を使う事で左脚に体重をかけたいですね。森下投手も前側の脇腹を使っています。

これについての解説は以下のnote記事にも書かれております。
僕が書いた記事ではなく、ワンダフルさんという方が書かれたものです。


有料記事なのでお金がかかりますが、けして回し者ではございません
(自分で説明するのがめんどくさいだけ)




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