STANDING TRIPLE

らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

北東北大学野球連盟

大道温貴投手(八戸学院大学)、大学四年秋の投球フォーム



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遠藤暉世己投手(青森大学)

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武岡大聖内野手(八戸学院大学)

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武岡 大聖(八戸学院大)|ドラフト・レポート

※プロ志望届提出

178cm93kg 生光学園 右投げ左打ち 一塁手

大学野球選手権で一試合2本塁打を放って一躍有名に。ヤクルトスワローズの武岡龍世選手は実弟。




一戸総合運動公園野球場(岩手県)

2020年の9月5日~6日にかけて北東北大学野球連盟の公式戦を観戦しました。

Gotoトラベルキャンペーンが実施されている期間という事も有り、往復の飛行機代(小牧⇔花巻)+宿代(盛岡駅付近のホテル)で約2万5千円という破格の安さで岩手まで向かう事が出来たのですが(ちなみに飛行機での移動時間は約1時間10分です)、

花巻空港に着いてからの移動が大変で公共交通機関を使うと待ち時間込で3時間以上かかってしまうという事で花巻空港からレンタカーを借りて、この二日間の足にしました。

岩手までの移動は安く済みましたがレンタカー代と高速料金、そしてガソリン代までを含むと更に約2万5千円が加算されて約5万円の北東北大学野球の観戦ツアーとなりました。

せっかくなので、球場ガイド的な記事を書いてみたいと思います。

・地図




・一戸町総合運動公園公式サイト





・アクセス

→盛岡駅から約1時間11分(約88km)、花巻空港から約1時間半(約120km)

電車(最寄り駅は一戸駅)→盛岡駅から乗車時間1時間2分(いわて銀河鉄道にて)
※電車で行かれる方はジョルダンを参考にしてくださいませ。


・球場の様子

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駐車場から照明塔が見える方向へ向かうと、この景色に出くわします。

階段を下りたところに正面入り口が有ります。

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球場の中はこんな感じです。 ネット裏のスタンドに通じる入り口が計四か所有ります。

ちなみに一塁側の入り口横にコカコーラの自販機が設置されております。

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バックネットはこんな感じです。 ネット裏から良い写真を撮るのが難しい環境です。

「緑色で太いネット」という網抜きしにくい条件で、おまけにスタンド最前列からネットまでにも距離が有ります。

唯一の対抗手段はRAWで撮って、現像ソフトでコントラストとシャドウをいじり、色を濃くする事ですかね。

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スコアボード。大学野球では選手名は表示されません。

どのポジションの選手が何番打者なのかがわかるだけです。

それにしても酷い写真ばかりですね。構図も何もあったもんじゃない(笑)

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一塁側スタンドはこんな感じです。

ネット裏スタンドと繋がっていないので一度外に出ないと、一塁側スタンドと三塁側スタンドには入れません。

一塁側スタンドと三塁側スタンドにもフェンスは有りますが、スタンドの最後列からであればフェンスを挟まない形での撮影ができます。

ただし、ファールボールに当たる危険性が有るので、くれぐれも怪我の無いように気をつけて撮影してください。

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この写真の左に見えるのが三塁側の通路です。

スタンドとの間に植木(のようなもの)を挟んでいる為、どうやってスタンドに下りるのかわからなくて一瞬戸惑ったのですが、

植木の間に等間隔で通路が設けられており、そこからスタンドへ下りられます。

・食事

運動公園内では食べ物はほぼ調達できないと思います。

一戸駅周辺もしくはローソン一戸インター店まで行かないといけなくなるので事前に準備しておく必要が有ります。

駐車場横の建物の中にソイジョイの自販機があるので、その程度であれば調達できます。
(代金を入れた後、制限時間内に商品を取らないと回収される仕組みの自販機なので気を付けてください。僕は120円損しましたw)


※いずれも2020年9月の情報なので悪しからず




中道佑哉投手(八戸学院大学)投球フォーム①

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中道佑哉投手 八戸学院大学※プロ志望届提出

4年生 八戸学院野辺地西高校 180cm 70kg ビジネス学部ビジネス学科

連続写真による投球フォーム

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所感

ノーワインドアップから始動。腰を折るような形から体重移動するので、お尻の動き(骨盤の回旋距離)は然程大きくありません。

並進動作中における軸脚(左脚)の膝折れが早期に起こる事も有り、右股関節の内旋(くの字ステップ)を使う事によって右足の着地を粘ります。

軸脚の内折れが早期に起こる理由としては、グラブを捕手方向(もしくは一塁~本塁間)へ突き出している時間が短く、
右腕の巻取り(右腕を体に引き寄せる動作です)が早く起こる為に並進動作が短くなるからだと思います。

プロ野球で言うと山崎福也投手(オリックス・バファローズ)がそんな感じの投げ方です。

着地からトップにかけては骨盤が正面を向く形で左手が頭の後ろに入ります。これによって骨盤→上体→腕に大きな捻りが加わり距離を取る形になります。
その動作によって140km/h台の快速球を生み出しているのだと思われます。

右脚(右の股関節)にインステップを起こすような癖があるので、右打者の外側に良いボールを投げられるのが特徴です。

左の股関節の使い方が上手く、左脚を右脚に被せるようにして蹴り上げるので対角にも良いボールが行きます。

自分の体の中にある正の要素は利用、負の要素はカバーできているような投げ方になっていると思います。 

横回転フォームに分類されるタイプという事も有ってか(リリースする際にグラブを保持している位置が高いですよね)、フライアウトでは無くゴロで打ち取る事が多い投手です。

特徴がはっきりしている分、プロスカウトからの評価はそれなりに得られるような気がします。






大道温貴投手(八戸学院大学)のビフォーアフター

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9月5日 対青森大学戦 9回完封勝利。
被安打5、奪三振7、四球2という内容でしたが、
特筆したいのは27のアウトカウントの内、5つをファールフライで取った事です。

このブログにも書いた事が有りますが、ストレートが切れてる時の投手は一塁、三塁側でのファールフライをたくさん取るそうなんですよね。 

ガン表示では146km/hが最速だったそうですが体幹的には150km/h級でしたね。


昨年比で投げ方が更に良くなっているような気がします。ご精査ください。

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体重移動の仕方が抜群に良くなっていませんか?
佐々木朗希投手や山岡泰輔投手のような飛びの美しさですよね。

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↑のフェーズは以前の形も良かったと思うのですが、今季は更に良くなっていると思います。
(東京ドームで撮影した写真が去年のもので屋外で撮影した写真が今年のものです)
「仙骨までが背骨、寛骨までが脚」と言った形の動作になっていますよね。
バックステップが効いている分、左足の裏(スパイクの刃)がより広く見えるようになっています。

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リリースのモーションは完璧じゃないでしょうか。 
NPBでも滅多に見られない形ですよね。
両膝がほとんど曲がっておらず、左胸と左の太腿がくっつきそうになっています。

以前は左膝が折れて地面反力を効果的に使えていなかったのですが今季は左膝の角度が180度に近い形になっています。
(両膝の角度を足して360度に近い形がベストだそうです)
スピードガン表示よりも圧を感じる球が多い所以ではないでしょうか。

最近のアマ球界は最速155km/hを記録する投手が珍しくなくなりましたが、
投げ方を含めた将来性ではそれらの投手上回っているように感じます。

メンタリティ的にもプロ向きだと思いますし、上の世界で活躍している姿を描きやすいタイプの投手です。






中道佑哉投手(八戸学院大学)、ノーヒットノーラン達成





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ついにノーヒットノーラン達成試合を観戦できました!!!

(2020年9月5日~6日にかけて岩手県の一戸野球場に行って来ました)

それなりに野球観戦してきたのに実は一度も見たことなかったんですよね~
ついでにいうと7回までノーヒットノーランやってる事に気づきませんでしたw
(4回無死からのショートのエラーが内野安打だと思ってたのです)

ノーヒットノーランそのものも凄いのですが、外野に二回しか打球が飛んでおらず、
その二回のどちらともが9回裏の打球で、更に言うと野手がギリギリ落下点に入れた当たりだったんですよね。



このぐらい野手の奮闘が無ければ達成する事が難しい大記録なんだろうなと改めて実感させられました。
外野手だけでなく三遊間も難しい当たりを捌いていましたし、バックに助けられた面もありました。

とはいえ投手本人に自力が無ければ達成する事は出来ないわけで、
奪三振10、内野ゴロ13という形で締めくくったノーヒットノーランには値千金の価値があったと思います。

プレッシャーと疲れのピークとなった9回裏以外は外野まで打球が飛ばなかった訳ですし、
三振、もしくは内野ゴロで切り抜けたい場面で起用する投手としては最適の人材に思えます。
このピッチングでプロ入りへ一歩前進したのではないでしょうか。

今シーズンは2試合に登板し計14イニングスで被1安打という驚異の投球を見せていますし、
残りのリーグ戦での活躍にも注目したいです。

スカウトの人達はちゃんと観に来てくださいね(笑)




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