豊橋工業 ついに夢の舞台 ( 東日新聞)

森奎真投手
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ストライド幅が狭く、縦回転を意識したような投球フォーム。
球威や切れで押し切るタイプではなく、飯塚悟史(日本文理→DeNA)のようなピッチングワークで抑える投手。
試合中の修正力にも長けています。

攻守共に中心選手はバッテリーの二人。
中軸を務めるのは森投手と彦坂捕手。
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彦坂拓真捕手
東邦戦でもホームランを記録した強打者。
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不安視されている二番手以降の投手ですが、
球に力があるタイプの榎本外野手兼投手とキレ系の江川遊撃手兼投手が控えており、それなりに充実したラインナップです。
個人的な感覚では関、工藤、桜本を揃えていた頃の愛産大工に近いぐらいの駒は揃っている気がします。
ただ、秋から冬にかけてはあまり実戦経験を積めないので、夏にこそ真価を発揮するのではと見ており
選抜で全国レベルの相手にとなると、なんとも言い難いところではあります。

名電の中軸打者を相手に力でねじ伏せるシーンもあり、今後の可能性を感じさせた榎本将吾外野手兼投手。
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切れのあるストレートと変化球を操る江川清太郎遊撃手兼投手
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以前の記事でも触れましたが、打席に入った直後に全ての打者が胸元を掴む謎の仕草を見せます。
PL学園みたいにお守りでも入れているのでしょうかね。
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公式戦で東邦高校を二度追い詰めたことで有名になったチームですが、
事情があったとは言え、秋季県大会でも愛工大名電にコールド負けを喫しており、
格上と言えるチームを下した経験が無いというところがひっかかります。
投手力と機動力に加えたプラスアルファの武器が必要になってくるかもしれませんね。
晴れの舞台で一皮剥けた豊橋工業ナインの姿を見れる事に期待したいです。

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礼儀作法が徹底されている事が話題に上がることの多いチームでもあり、グラウンドキーパーの方々にナイン全員でお礼を言うところや、
Twitter上で選手同士が「○○投手」「○○捕手」と呼び合っているところなんかは豊橋工業独特の文化のような気がします。
21世紀枠に選考された理由はいくつかあるとは思いますが、そういった取り組みが評価された部分もあるでしょう。
チームスタッフの教育方針に特色があった事が良い方向に作用したのは間違いないと思われます。

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ややマニアックな視点として、シートノック時のキャッチャーフライは見所の一つとして有名です。
林監督のキャッチャーフライはプロの2軍コーチよりも断然上手いので甲子園でもスタンドの観衆を沸かせるのでは。