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らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

平成27年度大学野球

啓蒙活動

【2部3部入れ替え戦】愛知学泉大学-名古屋経済大学(2014-11-09)

二年半前の入れ替え戦ですが、まさかこの中からNPBプレーヤーが二人も出てくるとか当時は1mmも頭によぎりませんでした。

この試合では中尾輝投手(ヤクルトスワローズ)安江嘉純投手(千葉ロッテマリーンズ)の対決が実現していた訳ですが、この二人だけでは無くて片山武士(矢場とんブースターズ)と平澤寛太も登板していたんですよね。
愛知の2部3部リーグは他連盟における実質的な3部4部リーグにあたる事になるのですが(2部リーグが12チームで構成されている為)、そのレベルの中から上の世界でやっていけるような選手が次々現れるのは全国広しと言えど愛知だけではないでしょうか。

この他にも中尾輝vs嶽野雄貴(西濃運輸)嶽野雄貴vs夏目旭(ジェイプロジェクト)なんかの対戦も各々がドラフト候補として注目される前から実現していました。
当時と比較しても2部リーグ全体のレベルが上がっており、今後ますますこういった対戦が増加していくような気がします。
現状、観客が多いカテゴリーとは言えず今後もこの状況が続くとは思いますが、今春のリーグ戦の中にも恐らく後々まで語り継がれるような対戦カードが眠っているはずです。
「見ないと損!」なのかどうかまではわかりませんが、僕個人としてはこれまで以上に楽しみです。


プレイバック2015② 秋季2部3部リーグ入れ替え戦

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昨秋の入れ替え戦で敗れ3部降格となった名古屋大学ですが、
2部で戦ってきた6シーズンというのはある意味では神宮出場と同じぐらい価値のあるものだったのではないでしょうか。
流石に今回は分が悪いだろう、というような相手との対戦でも予想を超えるような結果を残し、
内容的にもワクワクさせられるような試合をたくさん見させてもらいました。
昨秋は主戦力の4年生達が進路の関係であまり練習ができなかった為に結果がでなかったという事みたいですが、
(ほとんどの4年生が秋季リーグまでチームに残るのは下部リーグでは名大ぐらいだと思います)
2部残留に向けて一丸となり、主導権を握られた状況でも最後まで食い下がるような意地を感じる試合が多かったように思います。

2部リーグの強豪相手に渡り合ってきた経験豊富な選手達が昨季でごっそり抜けてしまったので、
新チームは1からのスタートという形になるかもしれませんが、旧チームに負けないような「ネバーギブアップ」な試合を見せてくれる事を期待しています。


【秋季2部3部入れ替え戦】名古屋大学-愛知学泉大学(flickr)

EOS 7DmarkⅡ

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何時ぞやに載せたドラフト候補生対決の画像を再編集。
この日の撮影は7DmarkⅡで行ったのですけれども、このカメラでの撮影はフルサイズ機(5DmarkⅢ)に比べるとシビアです。
APS-C機はピントが甘いとノイジーな仕上がりになってしまうので見る人が見ればすぐにわかっちゃうんです。
ここ最近は時間があったので7DmarkⅡの購入直後に撮影した写真をいくつか見返してみたのですが、正直見れたものじゃないですね(苦笑)
同時期に導入した大砲レンズと一脚の使い方に戸惑って取り回しに苦労したというのもあるんですけど、
等倍で見るとピントが甘い写真ばかりで死にたくなります。

このカメラはスポーツ撮影に特化したモデルなので連写スピードとレスポンスが速いんですけど、
逆に言えば一発撮りする時のタイミングが合わせ難かったりします。僕は無駄なシャッターを切るのが嫌いなので、
バッティングを撮る時なんかは打者がスイングしそうにないカウントではほぼシャッターを切りません。
年に数十試合撮ってると、打者の気配でスイングするかどうかを感じれとれるようになるんですよね。
あと投手のリリースシーン(この記事の上から7枚目みたいなの)も基本的には連写を使わず一発で撮ります。

カメラってオタクがやってる軟弱な趣味のイメージがありますけど、
野球の撮影は大体一試合2時間から3時間で、その間ずっと集中しながら大砲レンズを振り回してると、
それなりに疲れるし割とハードです。それに加えて良いシーンを残せるかどうかっていうのも
連写撮影してその中から偶然撮れていたものをピックアップするというようなものではなく、
きちんとタイミングを測って狙い通りのシーンを撮ることが大事だと思うのです。
そういう意味では野球に通ずるようなスポーツ的な要素があるのかもしれないなと思ったりします。
バッティングは自分が打つように撮り、ピッチングは自分がリリースするタイミングで撮る。
まぁ、こういうものは人に教わったりするようなものでもなく、自分でコツを掴む事が大事でしょうね。

ちなみにピクチャースタイルはニュートラルで、シャープネスを+4、コントラストを+1、色の濃さを+1としています。
これは結構大事で色の出方に差が出ます。日照条件とかでも若干変わってく来たりしますが。
そして、AFはAIサーボで領域拡大。以前はシャッタースピード優先で撮っていたのですが、
今は絞り優先です。野球の場合はシャッタースピードは1600出てれば充分じゃないかと思います。
これも使用するレンズなどによっても条件が変わってきますが。

とにかくカメラは高い機材を揃えても技術と知識が無いとダメです。
僕もまだカメラの力を全然引き出せていないと思うので、
上級者の方達に笑われないような写真が撮れるように頑張ろうと思います。

アイデンティティ

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七原優介投手や嶽野雄貴投手にも投げ勝った事のある技巧派左腕の太田和仁投手(愛知東邦大)
見送ってもストライクゾーンに決まる曲がり落ちる変化球が武器。

ちょっと独り言。
「何を得たかではなくどのように求めたか」
とある本を読んでいる時に出てきた言葉ですが、
僕がこのブログを通して伝えたいのは正にそれなのかなという気がしています。
写真や言葉で人に何かを思わすというのは簡単な事ではないですが、
選手の数だけ「求め方」があると思うので、その瞬間をもっと良い形で残して行けたらなぁ、と思います。
(夜中に書いているので意味不明ですいません。)

ベストホームランアワード2015

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愛知大学 安藤優作外野手(3年 大垣日大)

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2015年シーズンの中で最も印象に残った本塁打は、東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦の決勝で愛知大学の安藤選手が放ったアーチ。
右腕の押し込みを効かせた一発で物凄い打球音を響かせながら長良川球場の最上段に突き刺さりました。

安藤選手はプロアマ交流戦でも中日ドラゴンズの二軍を相手に猛打賞を記録しており、
幅の広い打撃ができる器用なスラッガーです。大学ラストイヤーでの更なる飛躍に期待。

プレイバック2015① 春季入れ替え戦

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シーズンオフの間に未掲載のままだった試合を振り返って行こうと思います。

【春季1部2部入れ替え戦】日本福祉大学-東海学園大学(2015-05-30)


春季の1、2部の入れ替え戦は日本福祉大の連勝という結果に終わりましたが、
第一戦目は日福大のエース西川投手を責め立てた東学大ナインの奮闘が光る内容の試合になりました。
正攻法で打ち崩すのは厳しいと見立てたのか、フルカウントまで粘って四球をもぎ取る攻撃を徹底してきた東学大打線が序盤に先制して
試合の主導権を握りました。東学大打線の中で目立っていたのが1年生の山口陸選手。
指名打者で起用され、序盤の2打席で1四球1タイムリーの活躍を見せました。
 
その後は日福大・西川投手が持ち直し、打線も東学大・竹中投手を攻略し逆転。
試合終盤に訪れた二死満塁、打者・石川智樹という一打逆転の場面も西川投手に軍配が上がり、
日福大が1点差のリードを守って終了、といった感じの投手戦になりました。
序盤に四球とヒットで出塁を許した山口陸選手を、その後はあっさり2三振に押さえ込んだ辺りに西川投手の凄みを感じましたが、
試合全般として見ると、1部下位と2部上位との間にある力量差というのは2014年度程では無いなとも思いました。
東学大としては概ねプラン通りの試合運びが出来ていたのではないかなという気がしますが、
1部昇格を目指すにあたっては打撃面での迫力不足が長年の課題となっている気がします。

そして、東学大の主将兼主砲としてチームを引っ張ってきた、石川智樹選手がこの入れ替え戦を最後に引退。
呼び込んだ球を真芯で捉えに行く印象的な打撃スタイルの素晴らしいバッターでした。

池尻直矢内野手(名古屋商科大学)

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3年生時に春季リーグで10試合7本塁打をマーク。
赤松幸輔捕手(名商大→香川OG→オリックス)との強力コンビは2部リーグでは突出したものがありました。
基本的にはポイントゲッターだと思うのですが、チャンスメイカーとしての打撃もできるタイプ。
重量感のある中軸打者にしては進塁意識が高く、積極的に足技を見せてきます。
卒業後はパナソニックで硬式野球継続。かつて2部リーグ1位校プレーオフで対決した北出浩喜投手らとチームメイトに。
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