トヨタ自動車
7月22日 西濃運輸戦(練習試合)での投球フォームです。
そうなってしまう理由は、
「内に入り込む右脚」
投球シーンの動画や写真がほとんどみつからなかったのですが、以下のリンク先に分かりやすい写真が載っています。
日大三 「デカプリオ」金成が好投 ドラフト候補対決に11球団スカウト集結
右股関節が内に入り、左股関節が一塁側へ流れるようなリリースモーションです。
これによって上体が回り切らずボールが左上に抜けて行きます。
全般的な分析(といえるようなものでもないけど)は後日書かせていただきます。
オープン戦
— 西尾典文 (@ajihiraita) July 22, 2020
トヨタ自動車2-6西濃運輸(試合終了)
登板した投手の最速
西濃
鈴木彩隼(静産大)144
北村耀(久留米大)144
トヨタ
諏訪洸(亜大)141▲
小出智彦(近大)143▲
村川翔太(中大)141▲
金成麗生(日大三)144▲
葛川知哉(青学大)143
藤田純基(東洋大)143
▲は左腕。
写真は鈴木、諏訪、金成。 pic.twitter.com/wNA4gEktCJ
2020年のドラフト候補を何名か見たので明日から所見を書いていきます。
と思ったらこれマジか。中国地区大学野球は明日から普通に客入れてやるらしい。広島も感染者出てるしBFJのメッセージも出てるのになhttps://t.co/g2lfrbyFoZ pic.twitter.com/qSvWGQ4qQc
— ARA (@arai_san_28) April 3, 2020
中国地区大学野球連盟、危機感なさすぎる https://t.co/y7bzW4rWFX
— こいで。 (@WG6sYCQh1vwL3Fy) April 3, 2020
中国地区大学野球連盟リーグ戦開始
— 次世代の逸材発掘 (@ayvTeZ9ddIMMcqJ) April 4, 2020
入場規制なし
中国地区大学野球(倉敷マスカットS)
— 西尾典文 (@ajihiraita) April 4, 2020
広島文化学園大1-4東亜大(試合終了)
東亜大の中内亮太(4年・五條)は被安打4(全て内野安打)、10奪三振、2四球で1失点完投。自責点は0。4回に味方の2失策で1点を失うも終始危なげない投球でした。
最速は147(球場表示は148)。 pic.twitter.com/nxzL0s48Z9
マスク着用のお願いと、入場の際の検温が行われていますが、通常開催です。
— 西尾典文 (@ajihiraita) April 4, 2020
ただ明日以降も流動的とのことです。
徳山大の全国8強入り(2018年春)に貢献した強肩捕手(2塁送球タイム1.8秒台)。プロ1年目の昨季はイースタンでもマスクを被れず。奮起に期待したい。
徳山大 初回ビッグイニング!
— J SPORTS 野球好き (@jsports_yakyu) June 11, 2018
中熊(九州学院高)のタイムリーを皮切りに
徳山大が6点を奪う!#大学野球 pic.twitter.com/aOzcMJEz8Z
西山雅貴投手(環太平洋大→日立製作所)
高祖健輔捕手(環太平洋大学→トヨタ自動車)
187cm87kg 松山聖陵高校から亜細亜大学を経て社会人野球2年目。
2019年度ドラフト候補選手です。亜細亜大学時代はプロ志望届を提出するも指名漏れ。
以下、投球動作の考察。(3月23日JR東海戦より※6回無失点1安打ピッチング)
同一動作内での連続写真
【角度が浅めのヒップファースト】
【パワーポジション】
【右わき腹の収縮】
【ストライドの角度が浅い】
【右腕の上りが遅い】
以下、補足カット
【骨盤がやや横回転(右膝から下が三塁方向へ振られスパイクの裏が天を向くのが早い)】
総評
縦の角度がある球を両サイドへ集めるスタイルという事も有り、縦回転寄りのフォームであると思われます。セットポジションからの始動で、ヒップファーストでは体軸に傾きを作らず、尻をあまり落とさない形でステップに入ります(ハムストリングスや臀部のパワーを利用しやすいと思われます)。ステップする際の股関節可動域はやや狭く、下半身の柔軟性に課題を残しているように見えます。爪先からの接地を採用し、左股関節への重心移動を遅らせるような意図を感じるさせていますが(左足がマウンドに着くのを遅らせている)、それでも右腕の上りは間に合っていないように見えます。トップの形はかなり独特で、右の肩甲骨は開き(外転)で左の肩甲骨は閉じられています(内転)。肩甲骨周辺が硬いという事であれば左の肩甲骨も閉じられないと思うので、もしかしたら右の肩甲骨周辺や肩関節を痛めた経験が有る為にそうなっているのかもしれません(一種のアーム投法ですかね)。そういった身体的特性が影響しているのか、左腕と左肩甲骨の引き込みによる上体の回転動作が始まっても、まだ右腕のスイング動作が始まっておらず、所謂「開きが早い」という状態になっています。そういった事も有り制球難に陥りやすいタイプの投げ方に分類されそうですが、実際の投球内容としては概ねゾーンで勝負出来ており、制球が大きく破綻するような事は有りません。下半身の柔軟性がやや欠けているせいか骨盤も横に回転しているように見えますが、その影響もほぼ感じられません。ステップからリリースへ向けての動きの中で、高く上げたグラブを長く縦に下ろす動作を採用していますが、それによって動作全体の修正が図れているのかもしれません。球速帯としては大体140km/h付近でそれほどスピード能力に優れている訳ではないのですが(最速147km/h)、出力を制御する事で投球のまとまりを得ている可能性も考えられます。洗練された完成度の高いフォームとは言いにくい所も有りますが短所を上手くカバー出来ており、動作を修正する感覚に優れている投手だと思われます。将来的な完成形は同じく亜細亜大学出身の九里亜蓮投手(広島カープ)辺りでしょうか。現実的なドラフト候補として台頭できるかは今後の活躍次第だと思われます。
トヨタの新人は5人はわかったけどもあともう一人は大卒か高卒のどちらかになるんでしょうね。
— sny132928 (@gottsu1389) November 28, 2018
栗林(名城大)
山城(亜大)
高橋(亜大)
逢澤(明大)
徳本(青学大)
ドラフト会議の直後だった事もあってか(残念ながら指名漏れ)、昨年(平成30年)見た中ではワーストの出来と言えるピッチング内容でした(リリーフで登場)。テンポが悪くストライクも先行出来ず、リーグ戦で見せたような流れを引き寄せる投球はできなかったように思います。プロ入りへ向けて頑張って来た一年間だっただけにやはり精神的に堪えるものがあったのでしょうか。様々な修羅場を潜って来た投手ですがまだ22歳の青年なので、その辺りは仕方が無いのかもしれません(ちなみに中日のスカウトが視察しに来ていました)。
ドラフト会議の直前に安倍正彦さん@abe_masahikoが執筆された記事によると、トラックマンで計測した回転数は全国トップレベルという事だそうです。どの記事を読んでもプロではリリーフタイプと目されていますが、僕は先発でもローテーションに入る事が出来ると思っています。昨今のプロ野球界で勝てる投手のポイントは「ストライクゾーンで勝負出来る持ち球が多い事」「ボール球を振らせやすいバックスピンがかかっている事」だと思うのですが、今の栗林投手はどちらも満たしています。
大学で4年間8シーズンを主戦として投げた事が懸念されるのは仕方ないかもしれませんが投球スタイルに関してはメディアもプロ側も見誤っているような気がします。今の栗林投手は縦の回転軸でスピンの効いたボールを投げるのでフォークよりチェンジアップの方が更にマッチするのかな、とも思いますがあまり球種を増やしても投手像がぼやけてしまうので現在の投球スタイルを磨き上げて欲しいですね。一度指名漏れしてからのプロ入りは難易度が高いと思いますが、向上心を失わない投手なのでこれからも成長し続けて行くと思います。都市対抗野球での快投に期待します。
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