井村勇介投手

平成最後のドラフト

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愛知大学野球連盟からは3名がプロ志望届を提出しています。

栗林良吏投手(名城大学)
井村勇介投手(至学館大学)
池田鏡介捕手(中京大学)

全員指名されると良いですね。

 

2018年度愛知大学野球連盟選抜チーム


8月5日(日)12:30 交流試合(中日ドラゴンズ2軍) ナゴヤ球場
8月7日(火)13:00 交流試合(東海地区社会人野球選抜チーム) 岡崎市民球場
※連盟公式より

キャプチャ

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井村勇介投手(至学館大学4年)

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石田基起遊撃手(愛知東邦大学4年)

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戸松瑞樹外野手(至学館大学3年)

今年は2部リーグはこの3名が選出されました。2部から野手が2名も選出されるのは異例ですね。


春季シーズンの成績は
井村投手 6勝1敗(プレシーズン戦3勝1敗)防御率1.79
石田遊撃手 打率.263 1本塁打 3打点
戸松外野手 打率.381 2本塁打 6打点

といった感じです。戸松選手の選出に関してはちょっとしたサプライズですね。選ばれると思っていませんでした。
については過去に何度か記事にしておりますので割愛します)


@weedsspirit27さんのブログに戸松選手に関する記事が掲載されていましたがプロ注目の選手という事での選出なのかもしれません。
戸松選手は所属チーム内ではトップバッターで起用される事が多く、春季はリーグ戦最多安打を記録しておりますが、前で捉えに行くコンタクトヒッターというよりは引き付けて叩くタイプだと思います。
俊足と強肩も兼備しており、プロや社会人を相手にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみですね。

 

アクアブルーハリケーン

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入れ替え戦三戦目に敗れ1部リーグ昇格とはなりませんでしたが、今春最大の爪痕を残したチームだと言えるのでは無いでしょうか。昨秋は3部降格がチラつく状況まで追い込まれる等、輝かしい実績を残してきたような伝統校ではありません。その状況から一躍2部リーグ優勝まで登り詰めた陰には様々な努力と取り組みがあったと思われます。その中心地に居たのは、やはり井村勇介投手だったのでは無いかと思います。リーグ戦からポストシーズン戦までで計9勝を挙げる大車輪の活躍を見せ、その背中でチームを引っ張ってきました。高校時代は野手兼任の技巧派投手で"ストレートよりも変化球"と言った感じのタイプでしたが大学野球で本格化。シーズンを追う毎に投球に凄みが増して行き、リーグを代表する投手にまで成長したと思います。体格的な面で上のレベルからは然程高い評価を得られていないようですが、貪欲に野球を追及して行けるマインドは間違いなく出色のレベルにあると思います。七原の居た名大、中尾の居た名経大に起こった化学変化、あれと同じ状況にあったのが今季の至学館大だったと思うんですよね。こういう選手を見出して組織を活性化させるのもスカウティングの一つなのでは無いのかなぁ?と個人的には思っています。見落とされて欲しくない選手です。

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メカニクス分析~井村勇介投手編②(至学館大学)

前回に引き続き井村投手の投球メカニクスを分析させていただきたいと思います。

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⑩リリースの段階です。重心を低めに取り、左膝を深く曲げている為、上体があまり前傾しません。
右手から左腰までの距離が近く、縦変化の遠心力を産みにくいのでフォークやカーブは使いにくいタイプです。


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⑪上体が倒し込みが甘いので球に角度が付きにくいタイプのように見えます。
上下の投げ分けに関しては重心の低さでカバーしているのかもしれません。
リリースにおける腕の円運動は上手く使えているように見えます。


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⑫この角度ではわかりにくいですが、首を一塁方向へ振る事で(頚反射)上体の回転を早めています。
その効果で球の出所が見づらく、上手くタイミングを外せているように思われます。


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⑬上体の回転を生かして腕を振り抜けています。
腕の振りが緩くなるような球種も少ない為、変化球の見極められにくいと思われます。


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⑭フィニッシュで左脚が起きて来ない為、右脚が後方に残っています。
最大加速期以降でメカニクス全体の重心が低くなった影響もあるのかもしれません。


まとめ→メカニクス全般としては野村祐輔投手(広島カープ)に似ています。接地反力と頚反射を取り入れた上体の回転運動や左脚の踏み込み方が酷似しているので、ある程度は参考にしているのではないでしょうか。テイクバック等に独自の工夫が施されており、野村投手よりも更に実戦的な印象を受けるメカニクスを習得しています。一見、制球を意識した実戦派タイプの投手に見えますが、キャッチャーミットにバシン!と収まるストレートは常時140km/hのスピードを誇り、最速は145km/hまで伸ばしてきました。ストレートの球速がもう一伸びすればNPBのスカウト陣も無視できなくなると思われます。愛知の大学生投手では1部リーグの栗林投手(名城大学)にばかり注目が集まりますが、大学4年生の投手としてはそれに次ぐ位置まで登り詰めてきている印象を受けます。残りのポストシーズン戦で更なる爪痕を残して、ドラフト戦線へ急浮上してくる事に期待したいです。


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上体を狭く使って回転運動を行う為のルーティンは井村投手もちょくちょく取り入れています。
主体性を持ってピッチングメカニクスを学んでいる事が色々なところから伺えます。
京田陽太選手(中日ドラゴンズ)のようなプロ向きのマインドを持っているタイプかもしれませんね。


メカニクス分析~井村勇介投手編①(至学館大学)

今季最終節で二日連続の先発勝利という活躍を見せ、至学館大を2部Bリーグの同率1位に導いた井村勇介投手(至学館大)。
今回は井村投手の投球メカニクスについて分析して行きたいと思います。


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①片脚支持の初動です。プレートの一塁側を踏んでいます。
ストライクを取りやすくするような意図があるのかもしれません。


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②左膝が腰の位置で止まっています。
胸まで上がるとベストのような気がしますが、この辺りは個々のバランス感覚ですかね。


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③左膝が二塁方向に向き、その反作用で右足に本塁方向への力が加わります。
これは並進移動への初動力を付ける為のテクニックです。それと同時にグラブから右手が抜かれています。
下半身のエネルギーが臀部と軸足ハムストリングスに蓄えられました。

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④並進移動の初期段階です。下半身のエネルギーは軸足の内転筋に移動し始めます。

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⑤ヒップファーストの段階です。捕手方向へ切り込まず体軸を傾けていません。
又、軸足の膝は深く折らず内側体重のまま本塁方向へ向かっています。
カットボール、ツーシームを持ち球にするタイプに多い軸足の使い方で実際の投球スタイルと一致しています。


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⑥正対を避ける為にグラブを三塁方向へ突き出しています。左の肩甲骨を開けて肩の開きを防いでいます。
(体の構造上、親指を下にして腕を突き出すと肩甲骨が開き自然と左肩にロックがかかります)
右半身の体軸に沿うような動きでボールを隠しています。

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⑦ランディングの段階です。
左半身の反作用を利用して右腕を引き上げていますが、この際も右半身に沿わすような動きでボールを隠しています。
開きを押さえる上半身と本塁方向へ向かう下半身との間で割くような動きが起こり、腹斜筋に捻りのパワーが発生。

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⑧左脚が踏み込む前に右手がトップの位置まで来ました。かなりのアーリートップだと言えます。
スピード能力と引き換えに制球力を得られるメカニクスで故障のリスクも減ります。
軸足股関節の内旋可動域も広く、右足の甲で強くマウンドプレートを捉えられています。

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腹斜筋の捻転パワーが広背筋から上腕に伝わり最大加速期に入ります。
踏み出し側の内転筋による溜めを使わずに一気に踏み込んでいるので、接地反力をフルに利用して上体を回転させています。
アーリートップであるにも関わらず140km/h半ばのストレートを投げ込めている秘訣なのかもしれません。

今回はここまで。メカニクス分析②へ続きます。

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