令和二年度大学野球

スピネーション

先日の続きです。


今年の大学4年生は進路面ではかなり不利な状況なので、今年に限っては良い事だけを書いていきたいと思います。


ここ最近、中日がドラフトで指名している投手の傾向として、肘のスピネーション(回外)を使えている投手が多いのですよね。
憶測の域を抜けてていませんが、スカウティングにおけるポイントのような気がします。

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出典:EPOCH ONE

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途中からめんどくさくなってきたので、このぐらいにしておきますけど小笠原慎之介投手も加速期で肘角度が鋭角なんですよね。 

「プロに行く投手は皆そうなんじゃないの?」と思われそうですが、そんなことも無いと思います。 

佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純矢投手は加速期での肘角度が直角気味ですし、
東克樹投手なんかもそのタイプです。 

「肘を柔らかく使えている」と言われたりもしますけど、投球動作は体を螺旋に使う事が大事で、
その絞りと解き(ほどき)によってボールを投げられた方が色々と有利と見る場合もあるので、
そういう観点から、中日のスカウト陣が重視しているのかもしれませんね。

ここで肘が絞れていた方が、腕が外回りせず、
肩肘への負担を低減する事も出来るし、回転軸も縦寄りになりやすいと思われます。
「開き」の観点からしても利点が多いと思います。

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そういう意味では、初祖晋太郎投手(中京大学 4年)は中日向きの素材かもしれません。
(※握りを見ればわかると思いますが、同一の投球動作内での連続写真ではありません)

実際にネット裏から撮影していてもリリースの瞬間を撮るのがかなり難しいですし、
本塁方向に掌が向いている時間はかなり短いのじゃないかと思われます。

肘(というより前腕)の使い方については、以下の本に詳しく載っています。
巻末に練習メニューも掲載されていますよ(おすすめです)。




改めて初祖投手の投球動作について考えてみる




150km/hに迫るストレートと縦変化とのコンビネーションが光る正統派右腕・初祖晋太郎投手(中京大学 4年)。 

今年度が大学最終学年となるドラフト候補生ですが今春は実戦の機会を奪われました。 

唐突だが再度、投球動作について考察したい(以前もやりました)。

と言っても大学2年生の秋季シーズンでの投球動作なので今は変わっているかもしれません(ここ重要)。

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セットポジションから始動します。予め右足の上に頭を乗せた形から始動します。
ワインドアップ、ノーワインドアップと比べて無駄な動きが少ないので再現性の面で利点が有りそうです。

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始動の時点でグラブを高く上げています。

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左足が上がり始めます。

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左足が上がると、その分体重が右足にかかっていきます。
その力が右足から伝わってマウンドに圧力がかかります。

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左膝が胸まで上がるので右足にかかる体重の量も多くなります。
その分、マウンドにかかる圧力も強まります。
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ここまで書いたところで力尽きました。明日加筆しますwww

愛知大学野球は中止、大学選手権の決定を受け


愛知大学野球連盟は13日、開催を延期していた春季リーグを中止すると発表した。新型コロナウイルスの影響で、全日本大学選手権の中止が12日に決まったことを受けての対応。全日本大学選手権の開催可否を中止の判断基準の一つとしていた。 春季リーグは入れ替え戦も含めて1~3部の全ての試合を中止とする。愛知大学野球連盟では4月から所属する全チームの野球部活動を休止していた。日刊スポーツより引用

愛知大学野球連盟 2020 年度春季リーグ戦の中止について 5 月 3 日に、中止とする場合の判断基準について以下のように確認しておりました。 (今後)設定する開幕日の概ね 4 週間前に以下のいずれかの場合、春季リーグ戦の開催(入 替戦も含む 1~3 部までの全試合)を中止とします。

① 全日本大学野球選手権大会の中止が決定された場合
② 感染拡大が続き、政府や愛知県が「緊急事態宣言」を継続している場合
③ 加盟大学で活動中止・自粛が継続され、練習が再開されていない(練習不足の)場合
④ チーム・連盟関係者が感染者あるいは濃厚接触者と認定された場合

5 月 12 日の全日本大学野球連盟の臨時理事会で、第 69 回全日本大学野球選手権大会 の中止が決定されました。これをうけて、非常に残念ではありますが、2020 年度春季リ ーグ戦を中止といたします。関係の皆様やファンの皆様には大変ご迷惑をおかけいたしま すが、今後ともご支援くださいますようお願い申し上げます 連盟公式サイトより引用

2部、3部リーグの4年生達が不憫だけど(それに限らず関わる方は全員不憫ですが)、こればかりは誰も責められない。  万が一、秋季まで中止になったら今年の新一年生の入部状況が、ほぼわからないまま終わりますね・・






大道温貴投手(八戸学院大学)のピッチングフォーム②

前回の記事


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この形がめちゃめちゃ×100、素晴らしいです。
股間の両側に皺が入り股関節を曲げた形で骨盤から上が前傾出来ています。
この形であればステップ動作が安定し、スムーズに重心移動させる事が出来ます。

右脚で右手を隠しているのもポイントです。
打者からボールが見えないので合わされにくくなります。

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片脚支持の際に働いていた「マウンドを真下に押すような力」を水平方向へ変換します(右脚についた斜めの矢印)。
この際に右脚に体重がかかって動作に溜めを作れているので、左脚を内側に向ける力が働きます。
上体の動きとしては左腕が内に捻られて、グラブの小指側が真上を向きます(体の開きを押さえる動き)。

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上体が前傾する事で、頭が一塁方向へ流れにくくなるので、この先の動作で体幹を使いやすくなります。

3S9A1021③
・・・と言った感じの動きが色々働くことによって、
左半身には捕手方向へ進もうとするような力、
右半身にはプレート側へ残ろうとするような力が働きます。



この動画の15秒のところから見ていただくとわかりやすいと思います。
右半身は止まっているように見えるのに左半身だけが大きく動いていきます。


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片脚立位以降のフェーズで作った「マウンドを押すような力」が解放され、右脚もステップ動作へと移ります。
右脚に示した矢印は俗に言う「地面反力」です。
右の股関節に体重を預けながら飛べているのでパワーロスもしていません。

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右膝が内に入る事で右半身も本塁側へと向かい出しますが、
このままの勢いで捕手方向に進んでしまうと上体の動きが間に合いません。
左脚を内に捻る事で左足の着地を遅らせつつ、
左肩を内に捻りながら胸椎(上体)を右に捻る事でステップの動作に間を設けます。

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右半身の側部に沿ってコンパクトなテイクバックで右手を引き上げるので、
ボールが隠れながらトップへ向かいます。

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加速期のフェーズです(トップのフェーズが抜けているので後日補足します)。

強い胸の張りによって骨盤の前傾を引き出せている為、軸脚の三関節(股関節、膝、足首)も伸びております。
この際に右腕が後ろに取り残されたような状態になっており、「しなった下敷き」のような形を作れています。

これによって全身の力を使ったリリースが実現できるため、
スピードガン表示以上の印象を与えるストレートを投げる事が出来ます。

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上体を左の股関節へ預けるような形で倒しこんでいますが、左膝が深く曲がっています。

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上体の倒しこみが深く、左の股関節を支点とした形でボディターンを出来ているように見えます。

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ここから左膝が張られて全身が伸びあがるような形になります。
右足の裏も真上を向きます。

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一度沈み込んでから、伸びあがる感じになるので、ここで動作にブレーキがかかります。


大道投手のピッチングフォームについては語りたいことがたくさんあるので、まだまだ続きます。
(今回の記事は勢いで書いたので後程加筆修正します)。






大道温貴投手(八戸学院大学)のピッチングフォーム①

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ワインドアップモーションからの始動です。

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ワインドアップモーションなので両腕が高く上がり、両脚が交差します。

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目線を斜め前方に切る事で動作の微調整をしています(捕手方向への移動が早くならないような意識だと思います)。

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頭の位置が右足の母指球上に(概ね)位置しています。

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左脚を上げ、片脚立位(右脚一本で立つ動作)に入ります。左脚が上がるほどに右脚に体重がかかります。舌を出していますが、これに何かの意図があるのかまではわかりません(笑)

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左膝がセンター方向を指すように内側に入ります。 単にバランスを取っているだけではなく重心移動を強める為の形が作れていると思います(荻野忠寛さんが述べられている"骨盤の割れ"と言われる形です※)

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左膝が高く上がります。その分、右脚により多くの体重がかかるようになり、そのエネルギーによって「マウンドを真下に押すような力」が働きます。

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右脚の腰辺りでのハンズセパレーション(両手の分離)。軸脚側(右脚側)に頭と上体を寄せてから踏み出して行く動作が合っているタイプの投手だと思われます。

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俗に言うヒップファーストの動作です。上体が前傾し右脚に体重が乗ります。

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右の股間に深く皺が入り、右のお尻が一塁側に突き出るような形になります。右の股関節と頭部がほぼ垂直で結べるような位置関係になります。

ここから先の動作は次の記事に執筆いたします。






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