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らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

令和二年度高校野球

享栄・上田洸太朗投手がプロ志望表明





184センチ、94キロの体格には、伸びしろがいっぱいに詰まっている。昨秋の近畿大会で準優勝し、センバツに出場予定だった大阪桐蔭を3月の練習試合で4安打完封。その試合で自己最速となる143キロをマークした。これで、スカウト陣の注目度は一気に増した。(中日スポーツより引用)

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偉大なOBである近藤真市さん(現中日スカウト)をほうふつさせる左腕は「歴代のOBで、近藤さんは必ず名前が挙がる。プロで近藤さんを超える投手になりたい」と言い切った。甲子園の先にある夢に向かって、すぐに走りだすつもりだ。(中日スポーツより引用)

「安易に大物OBと比較するとか、読み応えの無い記事だなぁww」って軽く思ってしまったんですけれどもYouTubeで近藤真市さんのフォームを見た感じ、これは本当に似てますね(中日スポーツ様すいませんでした)。 



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去年の夏に上田投手が登板している試合を二度ほど観戦しておりまして、そのうちの一つが大成高校戦だったのですが、一昨年の夏に愛工大名電と互角に打ち合った大成高校の打線が文字通り"沈黙"する内容で(上田投手は途中で降板しましたが継投で5回を完全投球)、当時まだ2年生という事もあって「末恐ろしい投手だな」と思わされたりしました。


今まで見た投手の「誰に近いか」と言われたら高校2年当時の浜田達郎投手(愛工大名電→中日ドラゴンズ)だと思います。浜田投手と同じく、ガン表示以上の圧を感じる"鉄球ストレート"と試合を作れる実戦力を兼ね備えている本格派タイプのサウスポーです。

この日の試合は愛知大学野球の1部リーグのメイン会場として使用されているパロマ瑞穂球場で開催されたのですが、今まで見て来た数々の大学生投手と比較しても見劣りせず、「今投げても大学野球で勝てるのでは?」と思わされるような素晴らしいピッチングを見せてくれました。大阪桐蔭高校を抑えた事実にも納得させられるものがあります。

投球動作が粗削りなので、プロ側からそこをどう見られるのか?という感じになりそうですが、意識も高そうですし、最終学年でのパフォーマンスにも期待が持てそうです。ここまで注目されているようだと、仮に指名漏れしても愛知の大学には進学し無さそうなのが残念ですね(私情を挟んだ発言)。




夏の甲子園、中止説浮上


大学野球界隈の目線から見た場合に「高校でやりきれなかった分、大学でも続けてくれる選手が増えるかもしれない」という事を真っ先に思ってしまうのは、ある種の「性(サガ)」ですよね。

ただ、これを口にすると先日炎上した岡村某と変わらない気がするんですよね。それに近い発言をしている人を批難したいとか、そういう感情は全く無く、ただそう感じただけです。

"甲子園"についての個人的なスタンスとしては「何も言うつもりは無いし、何の感想も無い」というのが正直なところです。正の感情にしろ負の感情にしろ共感できるほどコミットしている訳じゃないので、そんな感じになりますね。

とりあえず、県大会は開催して欲しいですよね。無観客になる可能性が高いから観に行く事は出来ないでしょうけども、高3世代に知り合いの子も居ますし、彼らの集大成となるような場が準備される事に期待したいです。


・・というところで、この夏の注目選手を紹介。

「え?この子、2年生なの?」と昨年驚かされたのが豊田大谷の佐藤匠悟君。上半身と下半身をしっかり割き、伸張反射を利用してカッ飛ばす重量級のスラッガーです。体の中まで呼び込んで右腕で捉えるようなスイングをする事も有り、外角球の見極めにも優れています。"三河のデスパイネ"と呼んでも差し支えのない逸材でしょう。進学希望であるのなら大学野球でも活躍する事は必至です。

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投手も務める二刀流ですが、打者としての素質を感じます。 昨夏は県ベスト16まで進出し、四番兼右のエースとして活躍。最後は至学館高校を相手に敗北を喫しましたが(大会屈指のベストゲームでした)、その試合後に泣きながらキャッチボールをしていたのが印象的でした。 集大成の夏は本塁打をかっ飛ばして貰いたいですね。






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