先日の続きです。
今年の大学4年生は進路面ではかなり不利な状況なので、今年に限っては良い事だけを書いていきたいと思います。
中日のスカウティングにおけるポイントだと思われる#肘
流石にたまたまじゃないよね。藤嶋や岡野も加速期で鋭角だし。加速期で肘角度が直角気味のタイプを避けてる理由があると思う。https://t.co/aFtaVS9gZvhttps://t.co/D7PhloAnzA pic.twitter.com/Xk9eMjwRnR
— ラス川/Rasukawa (@suzu_rasu) May 22, 2020
ここ最近、中日がドラフトで指名している投手の傾向として、肘のスピネーション(回外)を使えている投手が多いのですよね。
憶測の域を抜けてていませんが、スカウティングにおけるポイントのような気がします。
憶測の域を抜けてていませんが、スカウティングにおけるポイントのような気がします。
出典:EPOCH ONE
出典:ミントモール
途中からめんどくさくなってきたので、このぐらいにしておきますけど小笠原慎之介投手も加速期で肘角度が鋭角なんですよね。
「プロに行く投手は皆そうなんじゃないの?」と思われそうですが、そんなことも無いと思います。
佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純矢投手は加速期での肘角度が直角気味ですし、
東克樹投手なんかもそのタイプです。
東克樹投手なんかもそのタイプです。
「肘を柔らかく使えている」と言われたりもしますけど、投球動作は体を螺旋に使う事が大事で、
その絞りと解き(ほどき)によってボールを投げられた方が色々と有利と見る場合もあるので、
そういう観点から、中日のスカウト陣が重視しているのかもしれませんね。
その絞りと解き(ほどき)によってボールを投げられた方が色々と有利と見る場合もあるので、
そういう観点から、中日のスカウト陣が重視しているのかもしれませんね。
ここで肘が絞れていた方が、腕が外回りせず、
肩肘への負担を低減する事も出来るし、回転軸も縦寄りになりやすいと思われます。
「開き」の観点からしても利点が多いと思います。
「開き」の観点からしても利点が多いと思います。
そういう意味では、初祖晋太郎投手(中京大学 4年)は中日向きの素材かもしれません。
(※握りを見ればわかると思いますが、同一の投球動作内での連続写真ではありません)
(※握りを見ればわかると思いますが、同一の投球動作内での連続写真ではありません)
実際にネット裏から撮影していてもリリースの瞬間を撮るのがかなり難しいですし、
本塁方向に掌が向いている時間はかなり短いのじゃないかと思われます。
本塁方向に掌が向いている時間はかなり短いのじゃないかと思われます。
肘(というより前腕)の使い方については、以下の本に詳しく載っています。
巻末に練習メニューも掲載されていますよ(おすすめです)。
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