愛知2部のリーグ戦は先々週の順位決定戦をもって終了いたしました。シーズン当初に少しだけ触れてから全く話題にしていませんでしたが、プロ注目の左腕・久保田投手(同朋大学)は9試合に登板し4勝を挙げた模様です(連盟公式に掲載されている試合結果から調べましたが間違っていたらすいません)。ちなみに今季の同朋大学は10試合で4勝6敗という成績でしたので、正に大車輪の活躍だったと言えそうです。
開幕週の名古屋商科大学戦と4月20日の日本福祉大学戦の二試合を観戦いたしましたが、その二戦に限って言えばストレートの走りが悪く本調子というようには見えませんでした。ただ、今季の日本福祉大学(※今季10試合で78得点)を相手に完封勝利を挙げたのは久保田投手だけですので、やはりプロに注目されるだけのモノは持っていますね。ストレートを狙い打たれても縦横の変化球を駆使して試合を作って行ける辺りに実戦力の高さが伺えました。
気になる「ドラフト」というところの話になりますと、本指名のボーダーラインにギリギリ乗るかという位置付けだと思います。大学デビュー当初に見た時はストレートの威力に衝撃を受けたのですが、その部分に関しては勤続疲労の影響が出ているように感じます。プロに限らず上のレベルでプレーを継続して行ける存在だと思うので、まずは大学ラストシーズンを無事に投げ抜いて欲しいですね。