STANDING TRIPLE

らすかわ@suzu_rasuのブログです。愛知大学野球、大学野球全般、東海圏のドラフト候補、ドラフト候補全般、投球フォーム、打撃フォームに関する記事を執筆しています。

愛知産業大学

明日からプレーオフ


今季の2部1位校プレーオフは愛知産業大学vs日本福祉大学です。愛産大は2017年春以来、日福大は2016年秋以来の1部復帰を狙います。

今季の愛産大はほとんど見ていないのでどのようなチームなのかわかりませんが、リーグ戦の10試合で9勝を挙げており2部では抜けた存在だと思われます。2017年の春季シーズンに1部リーグで6HRを記録した大砲の濱元大希選手、高校時代からプロにマークされていた高木海選手らを中心とした攻撃陣は1部校と比較しても見劣りしないのではないでしょうか。対する日本福祉大はリーグ戦の10試合で8勝と、こちらもリーグ戦では抜けた成績を残しました。昨秋まで1部リーグに在籍していた愛知大学との対決も制しており(2戦2勝)1部昇格へ向けて自信を深めたと思われます。現チームには明徳義塾、龍谷大平安、九州国際大付属等の名門出身者が多数在籍していますが、大学がキャンパスを構える知多半島周辺の高校でプレーしていた選手も中心選手に名を連ねます。リードオフマンの立石蓮選手、チャンスに強い里村謙武選手、リーグ戦4HRの樫山瑠選手と左の好打者の活躍が目立ちますが本質的には全員野球のチームだと思います。

今季は日福大の試合を二度観戦していますが、過去の2部プレーオフや入れ替え戦で躍動したチームと同じような雰囲気を感じますね。ただ、愛産大も10試合で9勝を挙げているので近年のプレーオフ進出校としては最強クラスの布陣だと予想されます。どちらが入れ替え戦へ行くのか読めませんが名勝負になる事は必至です。


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立石蓮(3年 九州国際大付属)

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山崎頼樹(3年 紀央館)

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樫山瑠(4年 紀南)

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橋本一歩(3年 鵬学園)

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石本光紀(3年 海部)

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里村謙武(3年 明徳義塾)

(愛産大の写真はプレーオフで撮ります)そういえばプレーオフ一試合目は名城大グラウンドですね。あそこは狭いのでカチあげられるチームが有利だと思われます。愛産大としては確実に取りたい試合ですね。



2部リーグ全節終了

春季の2部リーグは全試合終了しましたがAリーグ、Bリーグ共に1位に2校ずつが並んだ為、1位決定戦が行われることになりました。 2部Aリーグは名古屋学院大と星城大、2部Bリーグは至学館大と愛産大との間で行われます。

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名古屋学院大はエース谷口投手と主砲の秦選手(シーズン16打点という驚異的な数字を残しました※プロシーズン換算で224)打点ペースです)を中心とする投打の噛み合ったチーム。対する
星城大は細かい継投で勝ち抜いて来たチームです。1年生を中心としたフレッシュな投手陣を牽引した山田捕手は自身も打率.467をマークし首位打者の座に輝きました。勝敗予想は難しいところですがリーグ戦での直接対決では名院大の連勝に終わっています。谷口投手を序盤で攻略すれば星城大にも勝機有りというところでしょうか。

至学館大は絶対的エースの井村投手がシーズン6勝を挙げる活躍を見せており、額面通りの活躍を見せればロースコアの展開へ持ち込むはずです。井村投手を援護する打線も強力で、主軸の鯉渕選手と戸松選手はそれぞれ3本と2本の本塁打を放っています。対する愛産大も強力打線で勝ち抜いてきたチームです。規定打席到達者に打率3割超の選手が5人というラインナップで上位から下位まで切れ目が有りません。投手力がやや不安定ですが一戦勝負という事もあり細かい継投で目先を変えて来るのではないでしょうか。

黒野諒太郎選手(愛知産業大学)

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黒野諒太郎選手(愛知産業大学)
吉良高校卒 179cm81kg

高校通算53本塁打を誇るスラッガー。1年生の秋季シーズンから四番を務め、同シーズン(平成27年度)の1部2部入れ替え戦(対愛知学院大学)ではライトスタンド中段への満塁弾を叩き込み、チームの1部昇格に貢献した。強肩を生かした外野守備も光る(投手として最速140km/h以上をマーク)。

典型的なスラッガータイプという事もあり、後ろ足の股関節に体重を乗せ、構えからトップまでは最短で入ります。グリップエンド一杯にまで指をかけている辺りにスラッガーらしさを感じますが、バットコントロールへの意識を伺わせるグリップの握りを採用しており(※フィンガーグリップ)、ここでパワーと確実性のバランスを取っているようにも見えます(グリップエンドを起点にしてヘッドスビードの遠心力を高めている意図かもしれませんが)。 ニートップからトップのフェーズにかけてヘッドをあまり寝かさず、上半身と下半身の"割れ"も深めには取りません。膝のブロッキングで右脚に壁を作っているところも含めて清宮幸太郎選手(日本ハム)に似たメカニクスと言えるのかも知れません。現状としては、連動性に秀でているタイプというよりはハンドリング技術の高さと天性のパワーで放り込んでいるタイプのバッターという感じを受けます。又、視野を広く取りづらいスクエアスタンスで構えている為、背後から来る軌道の球をやや苦手にしている傾向がありますが、昨春(平成29年度)の1部2部入れ替え戦で放ったバックスクリーン弾(放物線状の打球角度でスタンドインする超ド級の当たりでした)は相手左腕の投じたインコースへの変化球を下から掬い上げたもので、難しい球への対応力も兼ね備えています。技術面では荒い部分も残していますが、パワーだけでは無く、大一番で底力を発揮する勝負強いメンタリティを併せ持つ存在でもあります。最終学年で更なる凄みを見せつけて強豪社会人チーム、NPBへの道を切り開いて欲しいですね。

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この選手のここを見ろ!→バットが背中に入るフォロースルー

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突っ込んで泳がされた時以外は、ほぼ確実にバットが背中に入るところまで振り切ってきます。この動作によってスイングスピードを加速させ、飛距離を産み出しているのだと思います。

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slugger

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激戦プレイバック

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成就

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月並みですが死闘でした。これが1部と2部の入れ替え戦なのかというぐらいに盛り沢山の内容でした。
1部に昇格した東海学園大学は近いうちに神宮まで行ってもおかしくない程、下級生世代に逸材が目白押しです。 秋から1部リーグでどんな戦い方を見せるのか今からとても楽しみです。
また、降格となった愛産大も2部に留まるような戦力ではないので一季での再昇格に期待したいです。

1部2部入れ替え戦(6月3日)

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1-0の投手戦を制し愛産大が先勝。 愛産大・今村投手は被安打4、東海学園大・木下投手は被安打3という内容でした。
東海学園大の木下投手は4者連続三振を含む9奪三振を記録(8回完投)。
愛産大の強力打線をここまで沈黙させた投手は今春では木下投手ただ一人なのでは?
名古屋学院大とのプレーオフ戦でもコンスタントに140km/h台を計測し、制球力も抜群です。
まだ3年生という事なので上のレベルで野球を続けていく可能性はかなり高いのでは無いでしょうか。
一方の、今村投手も丁寧な投球でゴロとフライアウトを量産し危なげない形での完封勝利を上げました。
ロースコアの接戦に持ち込んだにも関わらず敗戦を喫した東海学園大には厳しい流れになったような気がします。
投手力は1部上位校と比較しても五分かそれ以上と言える質なので明日は打線の奮起に期待したいところです。
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