20171112 社会人選手権 決勝
— ふぃず ( •̑ . •̆ ) (@pyz9) 2017年12月16日
日本生命 本田 洋平 (愛知高-愛知学院大) pic.twitter.com/B4O1tSNEjv
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フリーフットのフェーズ(一枚目)で左膝を胸の位置まで抱え込めており、軸足の直線上に頭があります。体重移動の準備段階としては申し分の無い動きでしょう。ヒップファーストの角度も十分(二枚目)で左腕の動きにも打者との正対を避ける工夫がされています。この二つの動きにより"開き"を遅らせる事が出来ています。並進運動の終盤、ランディングのフェーズ(三枚目)では左足の接地手前で右腕が十分に上がってきており肩甲骨も上手く使えています。そして、トップのフェーズ(四枚目)。ここがメカニクス最大の肝で、左右の肩甲骨を強く寄せる事で胸椎に張り(反り)を作れています。この動きによって威力のあるストレートを実現できているのでは無いでしょうか(体力検定の"上体反らし"の数値は球速に直結する項目だそうです)。又、掌をセンター方向に向けているのも特徴的です(リリースの爆発力に繋げる動き)。更には股関節のドライブ角も十分な深さで、速球派として活躍できている事に納得の行くメカニクスです。リリースからフォロースルーかけてはグラブ側の腕を胸に押し当てて左半身に壁を作れており、(トップの早さと相まって)制球力に破綻が無いのも頷けます。癖の無いフォームで故障リスクも少なく、実戦力の高い本格派投手としては理想的な投げ方と言えるかもしれません。完成像は平野佳寿投手(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)辺りでしょうか。社会人野球2年目の飛躍に期待したいです。※全て大学時代の画像ですいませんでした(苦笑)