2019年度愛知大学野球連盟3部リーグ

不退転の決意

愛知大学野球リーグが開幕しました。一発目は松田亘哲投手(名古屋大学 4年)に関するエントリーです。
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春季リーグ終了からたったの2カ月程で重心移動の動作が改善されたような気がします(骨盤前傾型のフィニッシュ)。
ここまで奇麗に右脚一本で立てるのは体幹が強い証拠ですよね。

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愛知大学野球の2部リーグ、それも国立大学からドラフト1位指名が有力視されていた七原優介投手(名古屋大学→トヨタ自動車)の大学最終シーズンから5年の時を経て、今度は2部リーグよりも更に下のカテゴリーに位置する「3部リーグ※失礼だと思いますが愛知の3部リーグはプロ球界の一万光年彼方に存在するレベルと言っても差し支えが無いと思います」から国立大学所属のドラフト候補生が現れた訳ですが、この松田亘哲投手は「3部リーグ所属かつ国立大のドラフト候補」という肩書だけに留まらず「最速148km/h左腕」「黒縁眼鏡がトレードマーク」「高校野球未経験※バレー部」etc.と個性が交通渋滞を起こしてしまっているようなの超ド級のレア人材な訳でして、プロの一軍マウンドに上がった時のインパクトで言えば他の追随を許さないような立ち位置にあると思われます。


コンスタントにプロ選手を輩出し、1部リーグとも然程実力差が無い2部リーグならまだしも「勝って当たり前」「抑えても凄みが伝わりにくい」と思われてしまうような3部リーグ所属故のハンデを抱えながらの登板が続くので、デメリットが多いように感じてしまう状況でも有りますが、"一般就職への逃げ道を断ってのプロ志望"という不退転の決意を持って臨んでいるそうなので、最終的にはその覚悟の違いがモノを言うような気がします。


思えば松田投手におけるファーストインパクトは大学2年生秋季シーズン・同朋大学戦での完封勝利だったと思います。その頃は「眼鏡左腕」ぐらいの異名でしたが翌春辺りから(大学3年生時)「高校野球をやってないらしい」「140km/hぐらいの球を投げている」という怪情報が漏れ聞こえて来てジワジワとその存在感を増して行くようになりました。当時の印象としては「速いけど制球難、流石にドラフト候補では無いかなぁ」という感じでしたが、そこから見る度に良くなって行き、一冬を越した大学4年の春季シーズンでは「滑り込みでプロ入りが有るかも…」という可能性を抱かせるようになりました。今年のドラフト会議は10月17日に行われるそうなので、あと一か月と二週間程しか時間が残されておりません。プロ入りを決定付ける様な最後の一押しが欲しい所です。松田投手の投球を初めて見たのは大学2年生の春季シーズン(入れ替え戦)だったと思いますが、そこからの上昇曲線の描き方はまるで漫画の世界のようでした(というより漫画でも見たことが無いキャリアですね)。吉報が届くのを待ちたい。

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大学2年生の春。体付きも投げ方も大きく変わりましたね。




松田亘哲投手(名古屋大学)②

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春季リーグの3部優勝校として臨んだ入れ替え戦(対名古屋経済大学)は連敗という形で幕を閉じましたが、
"愛知最速左腕"の名古屋大学・松田亘哲投手(4年 江南)は大きな爪痕を残しました。

先発マウンドを託された初戦は7回3失点という内容でチームに白星を付けるには至りませんでしたが(味方のミスに付け込まれるような失点も有りました)、9三振を奪ったストレートの威力には確かな上積みを感じられました。
対角のコースに来る球に関しては捕手が取れないような威力の物も有り、ボールのスケール感は間違いなくプロを意識出来るものでした。
ただ、「今秋のドラフト会議で指名されるのか?」という所になると「もう一年あれば・・」という感想を抱くのが、この日の登板における率直な感想でした。



退路を断ってまで強いプロ志望を打ち出しているという事も有り、是が非でも秋季シーズンを2部リーグで迎えたいところでしょうが(※愛知の大学野球は2部リーグと3部リーグとの間にはかなりの実力差が有る為に3部所属では相対評価で好印象を付けづらい)、翌日の入れ替え戦・2戦目では開始早々から味方投手陣が打ち込まれ、4回終了の時点で0-11という絶望的な点差となり事実上の終戦に。序盤で大勢が決してしまった事も有って、体裁上行われているような"熱が感じられない試合"になってしまい7回終了時のスコアも2-13で11点差のまま。この先に見るべきものは何も無いな、と考えるのが普通と言える状況でしたが、8回から4番手投手として松田投手が登場。"チームとして最後まで諦めない"という意思表示だったのか、それとも"松田投手の存在をアピールさせたい"という意図だったのか、その辺りの真相は不明ですが名古屋大学のベンチはラスト2イニングスを松田投手に託しました。




8回と9回の2イニングスを投げて3安打3奪三振0失点という内容で、9回の投球に関しては上のツイート通りなのですが、中尾輝、眞野聖也の両投手を擁し、創部以来最高の戦力だった頃の名経大(2016年度)で1年生ながら主戦として活躍していたのが益留、木原真の両名です。対左打者という事も有りましたが、この実力者二人を斬って取ったシーンは正に鳥肌モノでした。その9回に関しても右打者を相手に2安打を許しており(一つは打ち取った当たりでしたが)まだまだ課題は多いとは思いますが、この日のストレートには訴えかけるようなものを感じました。スピードガンの表示でどのぐらい出ていたのかは不明ですが、打者を威圧するような重量感のあるストレートは大学時代の中尾輝投手に肉薄していたと思います。松田投手の投球で再び試合に熱が戻ったのか9回裏には名古屋大の打線が爆発し、一挙6点の猛攻を見せました(最終スコアは8-13で名古屋大学が敗戦)。

先発で登板した試合よりもリリーフで投げた試合の方に凄みを感じた事を考えても、プロでの適性もセットアッパーになるなのだと思われますが、その可能性を頭によぎらせるには充分な内容だったと思います。秋季シーズンも3部リーグでの登板という事になったので、最大のアピール機は夏季のオープン戦になるのでは無いかと思われます。毎年8月に行われている、愛知大学野球連盟選抜チーム対中日ドラゴンズ(プロアマ交流戦)のメンバーに選出されるとなれば更に注目を集める事になりそうです。3部リーグの選手は選考対象なのか不明ですが、左腕としてのスピード能力は連盟内ナンバーワンの存在なので選出への期待がかかります。 大学在学中に150km/hを叩き出して(現在の最速は146km/h付近との事)大卒でのプロ入りを果たして欲しいものです。

6月1日の連続フォーム

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シーズン前の投球動作




松田亘哲投手(名古屋大学)

大同大学の元浜グラウンドで撮った写真は編集するのがムズ過ぎますね。時間かけてもイマイチな仕上がりにしかなりません。そんな事はどうでも良くて、146km/h左腕・松田亘哲投手(名古屋大学)の春季シーズン初登板を観戦してきました。

大同大学との一回戦(愛知大学野球連盟3部リーグ)での登板になりましたが7回コールド勝ち(スコア:15対1)という事で、大差がついたところで降板したので登板回数は6回でしたが、打者25人に対して失点1被安打1(3塁打)奪三振10与四球5暴投1という成績でした。※内野ゴロ5内野フライ1(失策)外野フライ3、引っ張られた打球は一つか二つだったような

昨年の今頃に比べると実戦力が格段に増したと思います。ゾーン四隅に散らすスタイルの投球で左右どちらの打者に対しても外角高めを使えていたのが印象的でした。体を縦に長く使えている投げ方なので左右への乱れは少ないのですが上下の部分で荒れる事が有ります。与四球が5つと多めでしたが、仕留めきれない形のものではなく、わかりやすく与えてしまうような感じのもの(ストレートでの四球とか)です。コースを突けなくなった時にゾーンで勝負が出来るような球を習得出来れば改善されそうな気がします。変化球はスライダー、カット、高めから入る緩い球、あとはスプリット系もある?と言った感じです。牽制に関しては鋭く速いものは見られませんでしたが、フィールディングに関しては強襲打を一本捌いています。

バットをへし折るようなシーンも有りましたが、全開投球というよりは8割ぐらいに抑えて投げていた感じが有ります。気合の入った本気の投球はこれから先に取ってあるのかもしれませんね(2部リーグで投げていた頃に比べると試合中に雄叫びをあげてなかったので)。

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トップを作るのが気持ち遅めに見えますが、下半身の使い方は向上しています。以前よりも重心が高くなり、フィニッシュで軸足が高く上がるようになりました。緩い傾斜角で掘れやすい形状のマウンドだとフィットし難い事も有るかもしれませんが(球を低めに集めにくく地面反力をもらいにくい)、先のキャリアを考えるなら下半身の回転(骨盤の回転)は使えた方が良いですよね。それに加えて打者寄りでリリース出来ているのも強みです。 





名大のアロルディス・チャップマン

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七原優介投手(プロ志望届を出していればドラフト2位までに消えていたと言われていましたね)が出現してから然程時が経っていないのに、またしても名大からドラフト候補が登場!・・、 それだけでもかなりのインパクトなのですが、高校野球をやっていない(バレー部だったそうです)という異色の経歴に更なる衝撃を受けます。 最速146km/h、常時140km/hをマークするということで愛知の大学球界では屈指のスピード能力を誇る存在です。 大学2年の秋季lリーグ戦では同朋大を完封、大学3年の春季2部リーグと秋季3部リーグではそれぞれ1安打ピッチングを記録しており、好調時は手がつけられないようなパフォーンスを発揮します。高校野球を経験していないという事で大幅な伸びしろを秘めていますが、同時に課題も抱えており、制球力の向上やスタミナの強化が必須になりそうです。 投球フォーム的な観点からすると、トップの遅さが修正箇所になるかと思われます。 なぜトップが遅れるのかと言うと、恐らく軸足の溜めが不十分で内旋からの伸展が早期に起こっている為、着地が早まって左腕が追い付いていないのだと思われます。ステップする際に軸足の動作が内旋→伸展の連鎖に合わせて上体が押し出されているからだと思われます。骨盤の回転を遅らせてバックステップ気味に踏み出せば(軸足伸展よりも先に右脚の踏み込み動作を起こす)両脚が均等幅のストライドになり、投球腕の上がりを促進する軸足の外旋動作が発生するような気がします。

最終目標はプロという事で、この冬で大幅な変身を遂げている可能性が有ります(OP戦にはプロのスカウトが来ていたそうです)。3部リーグでどのような投球を見せてくれるのでしょうか。シーズン開幕が待ち遠しいですね。


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愛知大学野球連盟春季リーグの日程が発表されました

発表が遅かったこともあってあまり詳細を把握していませんが、1部リーグの試合が愛工大グラウンドや熱田球場で行われるのはビックリですね。今年の1部リーグは昨年よりもレベルが下がるのかと思いきや、関西六大学との対抗戦は愛知の3勝1敗で終わったみたいで、相対的なレベルが低いという事は無いのかもしれません。 1部リーグは中京大が中心視されそうですが、他の5校の戦力は拮抗していると思われるので今季も混戦になりそうな気がします。個人的には監督が変わった愛知学院大がどのような戦いを見せてくれるのかに興味を惹かれております。 2部リーグは何処が入れ替え戦まで上がって来るのか全く読めませんが、プロ入りを意識している久保田投手を擁する同朋大が躍進するパターンもあるのかな、という気もします。中尾輝投手(名経大→ヤクルト)井村勇介投手(至学館大→ホンダ鈴鹿)ら上のレベルでやれるような存在の力で上位進出へ導いたケースを最近よく目にしましたしね。 3部リーグは松田投手を擁する名古屋大がOP戦から好調。他校からマークされるでしょうが2部リーグ復帰へ向けて上々の仕上がりである可能性が高そうです。




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